ヤリ目(ヤリモク、体目的)|大人の恋愛用語事典
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【ヤリ目(ヤリモク)】
(やりもく)
ヤリ目(ヤリモク)とは、大人の恋愛において、セックスを主目的として異性に近づくことをいう。体目的と同義である。
<用法例> 「あの男、調子が良過ぎるから、ヤリ目じゃない?」
男性を揶揄する際に使用される場合が多いが、女性に対しても使用される。
1.ヤリ目(ヤリモク)の種類
ヤリ目(ヤリモク)には、「短期間又は少数回のセックス」の体目的である場合、「その異性との長期間継続する多数回のセックス」の体目的である場合の2つの種類がある。前者を「やり逃げ目的」といい、後者のような都合の良い関係の継続を前提としたものを「セフレ目的」という。
2.ヤリ目の達成方法
ヤリ目(ヤリモク)の達成方法には、同意取得法、恋愛偽装法、快楽追及法の3種類がある。
(1)同意取得法
「自分が体目的であり、恋人関係には発展しないこと」を相手に理解又は十分な予見をさせてから、相手とセックスをする方法
●ヤリ目(ヤリモク)の種類について、やり逃げ目的かセフレ目的かは、事前に決めていない。付き合う期間は、エッチした後の感覚(ex.体の相性、精神的な対応の面倒くささ等)の良し悪しで決める場合が多い。
●本命の恋人がいる場合が多い。その場合には、本命の恋人の存在も相手に事前に告知する。
●ダブル不倫(W不倫)の形式において体目的となる場合には、たいてい、この方法が用いられる。
●二人の関係は、形式的には、友達以上恋人未満のままでエッチをするという関係に止まり、都合の関係として継続したとしても、恋人に発展する可能性は低い。但し、お互いに嘘や不透明な部分がないため、心と体の相性が良い場合には、実質的には恋人以上に固い絆で結ばれた関係に発展することが稀にある。
●どちらかが、当初から予定していない関係(=恋人という形式にこだわった関係)を要求されて「重い」と感じたときには、バランスが崩れ、即座に付き合いを終了させてしまうことが多い。
(2)恋愛偽装法
恋人関係に発展する可能性がないにも拘わらず、「自分は体目的ではなく、恋人関係に発展する可能性がある」と相手に信じさせることにより、相手をセックスする気にさせて、セックスする方法。
●ヤリ目(ヤリモク)の種類としては、やり逃げ目的の場合に用いられることが多い。
●エッチする前から「この相手とは、友達以上恋人未満のままでエッチをし続けることは、リスク(ex.エッチ後に相手から恋人になれとの執拗な要求やつきまといがなされ、要求に従わなかった場合にはネガティブ情報流布等の報復をされる)が高いのでしたくない」と考えている。この考えはエッチした後も固持されることが多い。
●エッチするまでは相手に積極的にアプローチするが、エッチした後はギアダウンしたかのように引きモードとなり、相手をフェードアウトしていく。初めから都合の良い関係で継続する意図はないからである。
●エッチした後における、ありがちな会話
本人:「仕事が忙しくなるから、あまり会えなくなるかも。」
相手:「いいよ。恋人なんだから我慢する。」
本人:「うーん、恋人らしいことができる余裕すらなくなるかも。」
(3)快楽追及法
体目的の関係と恋人関係とを区別しておらず、「どちらも、セックスする点で、同じでしょう」という意識で、相手とセックスをする方法。従って、本人はヤリ目であるという認識は無い。
●ヤリ目(ヤリモク)の種類については、交際を短期に限定していないことが多いため、セフレ目的となりやすい。
●本人の相手に対する認識は「心の関わりが浅いまま、エッチをし続けられる異性」というものである。こうしたの関係が恋人なのかセフレ(友達以上恋人未満、都合の良い関係)なのかということについては、本人は、全くこだわっていない。
●交際形式としては、独身者との不倫目的、母子的恋愛の場合に用いられることが多い。
●エッチを重ねるに伴って、肉体的なつながりは深くなるが、心のつながりは深くならない。よって、本人はヤリ目の意識はないが、エッチした後における恋人関係への発展を期待していた相手にとっては、ヤリ目のように思えてしまい、期待外れ(恋人関係なのか、セフレ関係なのかがわからない)に思う期間が長く継続する。本人は、相手の肉体に飽きるまで関係を継続しようとする。
●エッチした後における、ありがちな会話
相手:「セックス以外に私としたいこと無いの?」
本人:「うーん…特にないかな。」
3.ヤリ目としてアプローチされる理由
ヤリ目(ヤリモク)をされそうになった経験のある女性(男性)は、男性(女性)から見て女性(男性)としての性的魅力を備えているということの証である。
ヤリ目をされそうになった経験のない女性(男性)は、男性(女性)から見て女性(男性)としての性的魅力に欠ける場合もあるが、ヤリ目でのアプローチを絶対的に防止するために、普段から、男性(女性)に対し、異性として意識されないように、異性として意識したら絶縁するほどのオーラを出しながら、強固なガードの存在を執拗にアピールしているような場合もある。
4.恋愛目的としてアプローチされない理由
(1)同意取得法の場合
本人に絶対的な存在の恋人がいる(又は、恋人像がある)。
(2)恋愛偽装法の場合
本人が、相手に対し、恋人としての外見的・内面的な魅力について不足を感じている。特に、後の努力によって充足することが困難な内面的な魅力の不足(例えば、男性であれば「器の小ささやセコさ」、女性であれば「理屈っぽい、やわらかい雰囲気の欠如」)に起因することが多い。
(3)快楽追及法の場合
「ヤリ目も恋人関係も、主目的はセックスである」と考えている人は、ピンポイントに好みの外見や内面を持っている異性の前では、セックスはおろか、相手に近づいたり触れたりすることすら躊躇してしまうものである。よって、本人が、相手に対し、「並みの外見や内面である」という認識を持っている限り、「一般的に言う恋愛目的」としてのアプローチはなされないことになる。
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