妻の夫に対する恋愛感情の消滅-離婚の固い決意を秘め、旦那の暴言や暴力、借金、ギャンブルによる精神的ストレスに耐え忍ぶ日々|大人の恋愛の恋愛相談
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夫婦間(不倫されている人を含む)の大人の恋愛が終了した場面における女性の悩みと離婚相談の実例を、Yahoo知恵袋の恋愛相談ページへのリンクにてご紹介致します。なお、この離婚相談ページにおける回答者ID「uyltlf3」の回答内容は、当校スタッフの植松が回答したものになります。
リンク先の事例は、暴言や暴力、借金、ギャンブルの絶えない旦那と離婚したいと考えている嫁(一児の母親)からの離婚相談です。
文面からは、妻の夫に対する恋愛感情はほとんど感じ取れず、妻の夫に対する恋愛感情は既に消滅してしまっているようです。
加えて、妻には、旦那と離婚したいという願望に止まらず、自分の身と心を守るために離婚を実現しなければという固い決意が感じられます。
こうした離婚の固い決意を秘めつつ、相談者である嫁は、旦那の暴言や暴力、借金、ギャンブルによる精神的ストレスに耐え忍ぶ日々を送り続けています。経済的な理由により(直ちに子供と家出して自活できない状況のため)、今すぐに旦那に離婚を切り出すことができないからです。
夫婦の恋愛感情は、時が経つにつれて、「相手のことを好きだという情熱」から「相手に対する思いやりやいたわりの気持ち」に変わっていくことが、自然で理想的な進化形です。
しかし、現実には、「相手のことを好きだという情熱」は、「自分の思い通りに動いてくれない」という不満に変わっていくことが多いものです。
そして、こうした不満がボディブローのように日々蓄積していくと、妻や夫の恋愛感情は、退化の末に知らない間に消滅し、これによって家の中は、まるで会社のような真心や感情の通い合いの無い「修復不能な愛なき空間」となってしまいます。
おそらく、相談者である嫁は、こうした「修復不能な愛なき空間」で精神的ストレスに耐え忍ぶ時間を過ごすことの無価値さを、現実逃避することなく素直に受け止め、この先の自分自身と子供のためにも旦那との離婚によって現在の無価値な時間を消去することを最重要事項として選んだのでしょう。
「この先の長い人生、愛なき空間で精神的ストレスにまみれ自分を偽って夫と暮らし続けるよりも、自分らしく生きることを優先し、夫と離婚して現在の空間から離れるべき。経済的に苦労することになるが、後悔は無い。」
もし、相談者の嫁が、このような価値観に立って、「旦那と離婚したい」という願望を「旦那と離婚しよう」という固い決意に昇華させたのであれば、まずは、その英断にエールを送りたいと思います。
ただ、このように旦那と離婚する決意をしても、事例のように、直近の経済的な理由により(すぐに幼い子供と家出して自活できない状況であるために)、この決意を即実行にうつせずに、旦那に離婚を切り出せないまま、離婚の決意を秘めた生活を余儀なくされることがあります。
この場合、相談者の嫁としては、「この先の長い人生を経済面からもクレバーに考えた上で、自分にとって望ましい離婚のスケジュールを決める」ということが重要になります。
事例の場合において、もし夫が「借金やギャンブルによって負の資産を作り出すマシン」であるならば、このマシンを所有する環境下では、いくら妻が稼いでも、すべてマシンに吸い取られてしまい、プラスの資産が何も残らない可能性があります。
そして、このマシンによって作り出され得る負の資産の額は、青天井であり、妻の生涯収入をも超えてしまう可能性があります。また、この額が多くなってくると、会社から支払われるはずの夫の給料も差し押さえられ、現状の生活レベルが維持できなくなってしまいます。
このように考えた場合には、離婚して現在の生活のサイズダウンを余儀なくされるよりも、離婚しないことの方が却って経済的なリスクが大きくなります。
昨今の厳しい経済状況下では、「5億円以上の現金を持っている一般人」以外は、皆、人生において無一文になる可能性を持っており、夫の収入(養育費の支払いを含む)を当てにして「出産を前提とした結婚」をする時代は、既に終焉しています。
その一方で、子供を持つ母親の労働環境は、託児所付きの職場などを含め、徐々に拡充されていく傾向にあります。
幼い子供を持つ母親が破綻した夫婦関係を清算して自分らしい生活を回復するためには、「現在の余暇時間を全て捨て、生活水準をサイズダウンして、誰にも頼らずに、子供のために働き続ける覚悟と勇気、そのための気力・体力」が不可欠であると考えます。
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タグ:恋愛感情(ときめき), 旦那と離婚したい, 離婚相談