婚活サイトで出会った男性が、結婚を意識して連絡やデートを続けているのに、告白してこない心理｜大人の恋愛の恋愛相談
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結婚目的の大人の恋愛の場面における女性の悩みと恋愛相談の実例を、OKWaveの恋愛相談ページへのリンクにてご紹介致します。なお、この恋愛相談ページにおける回答者ID「frlf1」の回答内容は、当校スタッフの深沢が回答したものになります。
リンク先の大人の恋愛相談の事例は、「婚活サイトで出会った男性と、結婚を意識して、３ケ月間、メールでの連絡やデートを続けている。お互いの家にも行っているが、付き合おうと告白されないので、友達以上恋人未満のまま。この男性がどんな気持ちでいるのか、告白してこない心理がわからない。脈あり？それとも脈なし？」という、結婚目的の大人の恋愛の場面において、婚活サイトで出会った男性の内心や男性心理をはかりかねている独身女性の悩みです。
この記事では、
「男性が、恋人候補に選んでいる女性に対し、連絡やデートは重ねているものの、いつまでたっても告白してこない、セックスも誘ってこない」
この理由や男性心理について、リンク先の事例における深沢の回答を参照しつつ、告白されない相手の女性が「婚活サイトで出会った結婚を意識している女性」である場合に特化して、補足していきたいと思います。
第１の理由と男性心理：恋心
「男性が、恋人候補に選んでいる女性に対し、連絡やデートは重ねているものの、いつまでたっても告白してこない、セックスも誘ってこない」ことの理由は、主として、男性が相手の女性に対して抱いている「恋心」にあります。
即ち、事例における深沢の回答にも書かれているように、男性心理的には・・・
■結婚目的のない通常の恋愛の場合の理由は、たいてい、次の（ａ）又は（ｂ）のどちらかであり、
（ａ）恋心なし（＝相手の女性に対する恋心が無いor不十分）
（ｂ）恋心あり but 表現できない（＝相手の女性に対する恋心は十分だけど、素直に表現できない）
■結婚目的の恋愛の場合、即ち、相手の女性が“結婚を意識している婚活女性”である場合の理由としては、更に、次の（ｃ）の選択肢が付加されます。
（ｃ）恋心不要（＝結婚目的の場合には、通常の恋愛とは異なり、恋愛感情や恋心を持つことは不要であると考えている）
よって、事例においては、婚活サイトで出会った結婚を意識している女性に対する男性の恋心が上記（ａ）から（ｃ）のいずれであるかによって、次のような帰結となります。
（ａ）「恋心なし」の場合
●恋人（彼女）としても結婚相手としても脈なし。
●男性から告白されないのは自然なこと。
●友達以上恋人未満から「友人→知人→他人」の関係に退化する可能性がある。
（ｂ）「恋心あり but 表現できない」の場合
●恋人（彼女）としても結婚相手としても脈あり。
●男性から告白されないのは不自然なこと。
●友達以上恋人未満から恋人への発展可能性がある。
（ｃ）「恋心不要」の場合
●恋人（彼女）としては脈無しだが、結婚相手としては脈あり。
●男性から告白されないのは自然なこと。但し、相手の女性が恋人としての恋愛感情を抱かれることを期待している場合には、この女性にとっては不可解なこと。
●友達以上恋人未満から恋人には発展しないが、結婚への発展可能性はある。
第２の理由と男性心理：「簡単に別れられない」という恐怖感
「男性が、恋人候補に選んでいる女性に対し、連絡やデートは重ねているものの、いつまでたっても告白してこない、セックスも誘ってこない」ことの理由には、上述した“恋心”のほかに、深沢があえて事例の回答には記載しなかった、もう一つのネガティブな理由があります。
それは、男性が相手の女性に対して抱いている「簡単に別れられない」という恐怖感です。
男性は、この恐怖感が高いほど、エッチしたいという気持ちを抑え込もうとし、「友達以上恋人未満から進展しないようにしよう」ときつく自分自身に言い聞かせます。それ故に、告白する気が無くなるのです。
この男性心理は・・・男性は、一般に、人間関係が面倒くさくなったり泥沼化することが嫌いです。よって、「もし別れることになった時に、面倒くさくなるような女性は、なるべく避けたい。」というリスクセーフの考えが頭によぎるのです。たとえ、その女性の外見が好みであったとしても。
よって、事例における婚活サイトで出会った結婚を意識している女性に対して、男性が「簡単に別れられない」という恐怖感を抱いている場合には、
●男性から告白されない原因は女性（の怖さ）にある。
●恋人（彼女）としても結婚相手としても脈なし。
●女性に対する恋心がある場合には、セフレとしては脈あり。
という帰結になります。なお、三番目の「セフレとしては脈あり」とした理由については、後述します。
「簡単に別れられない」という恐怖感を持たないのは、先のことを考えない男性
この恐怖感は、たいていの男性は、明示的な表現はしなくとも、内心では密かに抱いているものです。
しかし、すべての男性が必ず抱くわけでは無く、「先のことなんて深く考える必要ないでしょう」と楽天的に考え、この恐怖感を全く抱かない男性（以下、「楽天男性」と言います）も稀にいます。
ただ、このような楽天男性は、先のことを考えないため、女性から突然に別れを告げられた際に、「そんなの予定していない」と憤り、往々にして、暴言、暴力、嫌がらせ、恨み、損害賠償請求等、冷酷非情な対応がなされがちですので、逆に、女性は注意が必要です。
「簡単に別れられない」という恐怖感を抱いているのに、連絡やデートを続ける男性心理
「事例における男性は、婚活サイトで出会った結婚を意識している女性に対して、簡単に別れられないという恐怖感を抱いているなら、その女性と連絡やデートするのを止めればいいのに？」
おそらく、女性の方のほとんどが、このように感じるのではないでしょうか。
この男性心理としては・・・
まず、男性が、相手の女性との連絡やデートを続けようとするのは、その女性に対し何らかの恋心を抱いている（つまり、その女性とセックスしたいと思っている）ことの証です。
その一方で、男性は、その女性に対し「簡単に別れられない」という恐怖感をも抱いているため、セックスすることも、女性にセックスを決意させるための告白をすることも、自重しています。
男性は、自分自身に対し「ここは、先のことを考えない楽天男性みたいになって、その女性とセックスしてしまえ」と言い聞かせるのですが、…そんなジキルとハイド的な器用なことは、なかなかできないものです。
そこで、相手の女性との連絡やデートを続けているうちに、相手の女性が、なかなか告白されないことにしびれを切らして、
「結婚とか先のことなんて考えなくてもいいじゃん」
「セックスした後に心変わりして別れることになっても、それはしょうがないこと」
というような、簡単に別れられることを示唆するような発言をしてくるのを待つのです。
この発言がなされたことにより、男性は、その女性との交際の目的を「結婚目的」から「ヤリ目（体目的）」程度にまで軽減することができ、結婚という重責を負うことなく、伸び伸びした気持ちで、「好きだ。セックスしよう。」と言えるようになります。
要するに、相手の女性との連絡やデートを続けながら、このようなチャンスの到来を待っているのです。
このようなチャンスは、結婚目的の大人の恋愛の実場面において、意外と到来するものですが・・・こうしたチャンスに男性が乗っかったことが、後に、結婚への呼び水になることも、意外と多いものです。
即ち、女性は、相手の男性の結婚への責任意識を解き、男性を安心させてセックスさせた後、その男性との交際において、男性に対し、「結婚も迫らないけど、ヤリ目にはさせないような、したたかな応対」をし続けることで、いつの間にか、その男性との関係を「結婚」というゴールに結びつけてしまうのです。
「簡単に別れられない」という恐怖感を抱く要因
次に、男性が相手の女性に対して「簡単に別れられない」という恐怖感を抱く要因について、結婚目的のない通常の恋愛と結婚目的の恋愛の場合とに分けて説明していきます。
結婚目的のない通常の恋愛の場合
結婚目的のない通常の恋愛の場合には、男性は、次の特徴を備える女性に対し、「簡単に別れられない」という恐怖感を抱きやすくなります。
●しつこい
●理屈っぽい
●別れた後に他の恋人を簡単に見つけられそうにない（例えば、「一般男性から恋愛感情を抱かれやすい外見及び内面のクオリティ」を備えていない）
結婚目的の恋愛の場合
結婚目的の恋愛の場合には、男性は、次の特徴を備える婚活女性に対し、更に「簡単に別れられない」という恐怖感が上乗せされます。この恐怖感は、男性が自身の氏名や住所を婚活女性に明らかにした後においては、更に増幅します。
●エッチしたら責任取れオーラが満載
●マジで訴えそうな戦闘系
●自ら率先してお金や家事等の労務を提供してくる
●エッチや告白を促すような示唆をしてくる
●エッチや告白をさせるような状況を自ら作り出してくる
●勝手に結婚準備や結婚に向けての環境整備を進めていく
一般的に、女性にとって、結婚は、生涯の生活資金計画や家族計画を実現するための重大なイベントです。
よって、重大であると思っている婚活女性ほど、これらの特徴が、無意識に男性に対する態度に表れてしまうのではないでしょうか。
おわりに
男性（上述した楽天男性を除く）は、結婚を意識している婚活女性との恋愛の場面では、セックスすることや告白して恋人にすることについて、結婚を前提としていない恋愛の場面よりも慎重になるものですが・・・
この慎重さは、上述した「簡単に別れられない」という恐怖感を抱いている度合いに比例して、高まっていきます。
同様の事例でお悩みの婚活女性の方は、この記事を参考にして、「自らの態度が、相手の男性に恐怖感を抱かせ、男性の決断にブレーキをかけていないかどうか？」について、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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