ダブル不倫の男性心理-彼氏からの連絡の頻度や時間が減った。短文の挨拶メールを送るのはセフレとしてキープするため?
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既婚女性による不倫の恋の悩みと不倫相談の実例を、Yahoo知恵袋の恋愛相談ページへのリンクにてご紹介致します。なお、この不倫としての恋愛相談ページにおける回答者ID「frltlf1」の回答内容は、当校スタッフの深沢が回答したものになります。
リンク先の大人の不倫相談の事例は、ダブル不倫(W不倫)の男性心理に関する既婚女性の悩みであり、「ダブル不倫の彼氏(サイトで知り合い、交際3ヶ月で、セックス済み)からの連絡の頻度やメールのやりとりの時間が減った。具体的には、交際当初は、毎晩遅くまで長い時間メールのやりとりをし、週1で通話もしていたが、今は、仕事が忙しいという理由で連絡の回数が減り、朝昼晩の短文の挨拶メール以外は、眠いから、疲れてるから、明日早いからという理由で、1、2往復で終わってしまう。連絡が少なくなり、短文の挨拶メールだけ送るようになった理由は、彼氏の恋愛感情が失せたからであり、それでも私に連絡をしているのは、セフレや都合の良い女としてキープし、体の関係を繋げておきたいからなのか?」というものです。
なお、「不倫」、「ダブル不倫(W不倫)」という用語の意味については、当校A教室の大人の恋愛用語事典に掲載しておりますので、ご参照頂ければと思います。
また、「異性からの連絡頻度の低下」という現象については、当校A教室の大人の恋愛用語事典の「音信不通」という用語の説明にて掲載しておりますので、ご参照頂ければと思います
加えて、リンク先の事例と似た事例として、過去に掲載した「ダブル不倫の男性が会う約束をする時以外は音信不通になる理由は、セフレだから?恋愛感情がないから?」において、ダブル不倫をする既婚女性が抱く恋愛感情の実質について解説しております。また、過去に掲載した「ダブル不倫での相手の気持ち-男性は女性に恋愛感情を抱かないのか?」においては、ダブル不倫をする既婚男性が抱く恋愛感情の実質について解説しております。リンク先の事例の理解に先立ち、ご参考頂ければと思います。
「エッチ後における既婚男性からのメールの短文化」は、ダブル不倫での定番的な現象
既婚男性である彼氏が、“エッチ”という大きな目的を達成した後に、彼女(既婚女性)に送るメールの回数が少なくなり、メールの内容も短文化する・・・これは、ダブル不倫としての大人の恋愛において、定番中の定番としての現象(既婚男性10人中、8~9人に当て嵌まる現象)になります。
こうした「メールの内容の短文化」の典型例としては、次のようなやり取りを毎日繰り返すというものがあります。
●既婚男性の送信メール:「おはよう。今日も頑張ろう!」→既婚女性の返信メール:「おはよう。いい天気だね。お互いに頑張ろう!」→既婚男性から返信なく、やり取りは終了。
●既婚男性の送信メール:「おやすみ。明日も頑張ろう!」→既婚女性の返信メール:「お互いに頑張ろうね!おはよう。」→既婚男性から返信なく、やり取りは終了。
全く感情移入のない形式的なメールコミュニケーションですね。何を頑張るのかもよくわかりません。そもそも、そんなに毎日頑張り続けたら、疲れてヘトヘトになってしまうと思うのですが…(^^;
この後に、既婚男性が、既婚女性への送信メールの内容を、以下のような「“おはよう”のスタンプ」や「“おやすみ”のスタンプ」というスタンプのみに切り替えることがあります。これは、既婚男性の「毎日同じ文字を書くのは面倒くさいし味気ない」という男性心理によるものです。
この場合、既婚女性は、最初は、これまで通り、文字列での返信メールを送りますが、既婚男性が文字列での返信メールを返してくれないことが続いた場合には、やがて虚しくなって、返信メールの内容をやむなく「スタンプのみ」に切り替えます。
これにより、W不倫関係にある既婚男性と既婚女性のメール画面(LINEスレッド)は、文字のほとんどないスタンプラリー状態になります。
このような小学生未満のようなお粗末なメールコミュニケーションしか無く、会った時のコミュニケーションもホテル直行(たまに、ご飯)してエッチするだけだったなら・・・ほとんどの既婚女性は、当然に、相手の既婚男性のことを「エッチ要員(セフレ、都合の良い女)としてキープしておきたいから、メール送ってるだけでしょ?」と疑ってしまいますよね。
それでは、前置きはこの程度にして、本質論に入っていきます。
大人の恋愛において、セックス後に彼氏からの連絡の頻度や質が低下する理由
大人の恋愛の場面において、セックス後に彼氏からの連絡の頻度や連絡にかける時間、連絡の質が低下したり、デートの回数や質が低下したりすることは、不倫のみならず、独身同士の恋愛の場合にも、しばしば起こる現象です。
そもそも、恋人として交際を開始しセックスした後の男性心理としては、大きくは、以下の5つのケースに分かれます。
(a)目的を達成したので、もう面倒くさいことは止めて、関係を終了させよう。
(b)目的を達成したので、これからは、面倒くさいことを徐々に少なくして、フェードアウト(自然消滅)させよう。
(c)目的を達成したので、これからは、面倒くさいことは少なくして、都合の良い関係(セフレ)として繋げよう。
(d)目的は未だ達成していない。彼女がずっと自分のもとにいてくれるだろうと安心した。
(e)目的は未だ達成していない。「彼女が自分のもとから去ってしまうんじゃないか?」と未だ不安に思っている。
これらの5つのケースのうち、男性が相手の女性への精神的な恋愛感情があることを認識している(=相手の女性に対して面倒くさいと思っていない)のは、(d)と(e)です。
また、これらの5つのケースのうち、セックス後に男性からの連絡の質や時間が低下しないのは、(e)のみです。
そして、(c)と(d)は、共に、「セックス後に男性からの連絡の質や時間は低下するけれども、一切なくなることはなく、デートも定期的になされる」という行動がなされるため、女性にとっては、どちらなのか(精神的な恋愛感情があるのか無いのか)の見分けがつきにくいものです。リンク先の事例の相談者の既婚女性は、「彼氏が(c)or(d)のどちらなのか?」という判別がつかずに悩んでいるものと思われます。
(c)と(d)とを明らかに見分けるテストとして、「相手の男性が長時間の時間的拘束に耐えられるか?」というものがありますが、ダブル不倫の場合には、既婚女性自身も時間が無いことが多く、このテストが使えません。
ダブル不倫の場合に、相手の既婚男性の男性心理が(c)なのか(d)なのかを見分ける他のテストもあるのですが・・・
こうしたテストを実行して結果を得る前に、まずは、「ダブル不倫での相手の気持ち-男性は女性に恋愛感情を抱かないのか?」に記載したような、相手の既婚男性の恋愛感情の質的評価(=相手の既婚男性に、精神的な恋愛感情があるのか?あるとすればその割合は?)を、既婚女性自身でチェックしてみることをお勧めします。
このチェックは、メールのやり取りや会った時の会話において、既婚女性の質問に対する既婚男性の回答内容を評価することにより、簡単にすることができます。効果的な質問内容がわからない方には、当校職員室の恋愛支援サービスにて、ダブル不倫に特有の男性心理を加味したフォローをさせて頂きますので、どうぞご利用ください。
ただ、冒頭の過去記事2つに記載したように、W不倫において相手の既婚女性に精神的な恋愛感情を抱いている既婚男性(=(d)に該当する男性)は極めて稀であり、既婚女性の恋愛感情も本物でない場合が多いものです。
よって、W不倫を継続させたいのであれば、精神的な恋愛感情の有無を明らかにすることなく、「恋愛感情が希薄なのは、お互い様」という観点でオチをつけるのもクレバーであると思います。
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