婚活にて交際し始めた女性に別れ話をした際に、もめてなかなか別れられず、しつこくつきまとわれる男性の特徴|大人の恋愛の恋愛相談
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結婚目的の大人の恋愛の場面における男性の悩みと恋愛相談の実例を、Yahoo知恵袋の恋愛相談ページへのリンクにてご紹介致します。なお、この恋愛相談ページにおける回答者ID「uyltlf3」の回答内容は、当校スタッフの植松が回答したものになります。
リンク先の大人の恋愛相談の事例は、結婚目的の大人の恋愛の始まりの場面において、婚活で女性と仲良くなった男性が抱きがちな疑問です。具体的な疑問の内容は、次の通りです。
●婚活パーティーでカップリングになった女性と、パーティー終了後にお茶をし、その後、LINEで毎日連絡を取り、ランチ、買い物、お茶という流れのデートをした。
●そのデートでお茶しようとした際にどのお店も混んでいたのだが、その時に相手の女性から「私の家に来る?」と言われた。
●さすがにそれはまずいと思って断ったのだけれども、これは脈ありということなのか?
近年の婚活男性は、別れ話に伴う「つきまとわれリスク」に注意すべき!
リンク先の事例のように、1人暮らしの婚活女性が婚活男性に「自宅に来てもいいよ」という意思表示をすることは、その婚活女性が、その婚活男性に対して、自身のプライベートの壁を積極的に開けていることの現れです。
よって、このような意思表示は、婚活女性が相手の婚活男性のことを相当に気に入っていて信頼している証ですね。
そうであるにもかかわらず、当校スタッフの植松が事例の回答において相談者の婚活男性に向けて「脈ありだけど、要注意!」というネガティブな指摘をしているのは、この事例に記載された次の4つの状況からです。
●相手の女性が結婚目的であること
●出会った後、相手の婚活女性が、この婚活男性と毎日連絡をしていること
●爽やかなデートに止まり、エッチは未だの状況で、相手の婚活女性が「私の家に来る?」と言ったこと
●このように言われた際、この婚活男性が「さすがにまずい」と思ったこと
これらの状況から、婚活場面において、いい人っぽい普通の男性に生じがちな「相手の女性に別れ話をした際のリスク(=もめて、なかなか別れられない。相手の女性から、しつこくつきまとわれる。)」が推察されたからです。
以下、こうした「つきまとわれリスク」を負いやすい男性の特徴について、婚活中の男性に役立つように、解説していきたいと思います。
婚活において「つきまとわれリスク」の対象となる男性像
婚活において「つきまとわれリスク」の対象となる「いい人っぽい普通の男性」は、ちゃんと仕事をしていて、かつ、以下の4つの要素すべてを備えた男性になります。
(1)並みの外見(「どの女性が見ても、可もなく不可もなく」という感じ)
(2)話し方や表情が穏やか
(3)スロースターターであり、がっついていない
(4)“好みの女性”のストライクゾーンが広い
よって、いかにもモテそうに見える男性や、がっついている男性、外見の好みにうるさい男性は、婚活において、このリスクを心配する必要は全くありません。
「つきまとわれリスク」が生じる理由
では、なぜ、婚活において、このような「いい人っぽい普通の男性」に、「つきまとわれリスク」が生じるのか?
それは、このような婚活男性は婚活市場には意外と数が少ないことから、婚活男性に出会った婚活女性が、この婚活男性について、次の(a)~(c)のような積極的な評価をしやすくなることに起因しています。
(a)なかなか出会えない。稀少価値がある。
(b)外見的に見て楽に手に入れられる(=相手から言い寄られて、夢中になられる)レベルの男性なので、別れ話を切り出されることを想像できず、“結婚”という結果を確実に達成でき、かつ、“結婚”という状態を安定して継続できそうである。
(c)外見や内面に瞬時にトキメキや恋愛感情を抱かない(=自分は夢中にならない)レベルの男性なので、結婚目的でない通常の恋愛なら追いかけないけれども、結婚を考えている今の私にとっては、上記(b)の「安定継続性のある結婚の実現」のために、追いかける価値のある男性である。
こうして、相手の「いい人っぽい普通の男性」に対し、(a)~(c)の3つの評価(以下、「結婚目的に特化した再評価」といいます)をした婚活女性は、相手の婚活男性に対して、
●結婚する意欲が湧き、
●結婚できる能力(=振られることは無い)を確認でき、
●結婚に向けて進展させる行動を積極的に行います。
これにより、婚活女性は、相手の婚活男性を、結婚に向けての意欲、能力、行動のスロットルが全開となる好適なターゲットとして位置づけます。
それ故に、相手の婚活男性との交際において、無意識的に、「客観的に見て“結婚に近づいている”と評価できるような既成事実」を、いくつも積極的に作ろうとするのです。事例における「自宅に来てもいいよ」という意思表示は、こうした既成事実を作ろうとすることの表れです。
ターゲットとされた婚活男性の心理状況
一方、相手の婚活男性(いい人っぽい普通の男性)の心理状況は、・・・
一般的に、男性は、恋人を選定する判断基準や交際の始め方は、結婚を目的としない恋愛であっても、結婚を目的とする恋愛であっても、それほど変わらないものです。
こうした「いい人っぽい普通の男性」が恋愛をする際には、たとえ相手の女性がピンポイントでは無くても、「いないよりマシだし、付き合っていくにつれて好きになるかもしれないから、付き合ってみるか。もし、合わなかったら、別れればいいことだし。」と考え、相手の女性と、友達の延長のような軽い気持ちで交際をし始めるものです。
交際に臨む姿勢の男女間におけるギャップが、別れ話をもめさせる
結婚目的の恋愛の場合、このような「婚活女性は婚活男性を結婚ターゲットと見ているのに、婚活男性は軽い気持ちである」という交際に臨む姿勢の男女間におけるギャップの存在によって、後に婚活男性から別れ話をされた際に、相手の婚活女性が了承せずにもめてしまい、相手の女性からしつこくつきまとわれてなかなか別れられなくなることが起きるのです。
即ち、既述したように、相手の婚活女性は、相手の「いい人っぽい普通の男性」について結婚目的に特化した再評価を行うことにより、この婚活男性に対して、交際当初から、「自分のポテンシャルなら、相手がこの男性であれば、結婚まで十分いける」と確信しています。
ですので、婚活男性から別れ話を告げられた際には、当然に、「はぁ?そんなこと言える立場なの?意味わかんない。」のように、結婚という結果が得られないという現実について、想定外として頭の中でクエスチョンマークがともりまくると共に、「こんな楽勝な男性に振られたの?私。」のようにプライドが大きく傷ついてしまいます。
しかも、相手の婚活女性は、この婚活男性との交際期間中、「客観的に見て結婚に近づいている」と評価できるような既成事実をたくさん作っています。
よって、別れ話を告げられたら、「今さら何なの?」、「たくさんの既成事実があるのに、別れるって、どういう神経なの?」、「詐欺だ、時間を返せ!」のように感じ、簡単には引き下がれないという抵抗の思い(ネバーギブアップ)が強くなってしまいます。
おわりに
これまでの説明において、「いい人っぽい普通の男性」に該当すると思った婚活男性の方は、婚活での出会いに際しては、「軽い気持ちで交際に応じると、いざ別れようと思った際に、別れ話でもめてなかなか別れられず、しつこくつきまとわれる可能性がある」ということを肝に銘じておいてください。
万一、もめてしまった場合には・・・このケースに特有の対応手法がありますので、お悩みの際は、当校Real学部職員室の恋サポを活用して、ご相談頂ければと思います。
なお、このような「いい人っぽい普通の男性」が、「婚活において、女性から別れを拒否され、つきまとわれる」ということは、「恋愛において、女性にモテる」ということとは全く違います。
なぜなら、前者の場合には、女性が相手の男性に対して抱いている感情は、結婚目的に特化した再評価によって抱いた「自分なら、この男性に振られることは無い」という余裕の感情になります。しつこくつきまとうのは、この再評価の結果を維持したいがための意地としての行動に過ぎません。
これに対し、後者の場合には、女性が相手の男性に対して抱いている感情は、「ときめいて好きって思ったんだけど、告白しても、付き合ってくれなさそうだし、付き合っても振られそう」という無理目の感情であり、余裕の感情とは真逆であるからです。
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