男性から愛されるけど、愛せない…でも、愛されたい|愛されたい女性の悩み相談
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愛されたい女性の悩み相談事例
男性から愛されるけど、愛せない…でも、愛されたい
相談内容の詳細は、当校植松(uyhvlf4)の回答と共に、Yahoo知恵袋のリンクに記載しておりますので、以下の記事に先立ってご一読頂けますと、より理解が進みます。
30歳以上の女性の中には、現在、「男性を愛している」と仰る方もいれば、相談事例のように「男性を愛せない」と仰る方もいます。
ただ、何をもって「愛している」、「愛せない」と思うのか…ということについては、女性ごとに相違し、その相違の幅は、近年の息苦しく殺伐とした世の中への変遷に伴って、次第に大きくなっています。
よって、この事例については、「現代社会に潜む心」について広く深い考察が必要となりますので、この記事を含めて5回に分け、連載形式でお送りしたいと思います。
なお、この連載記事における「愛」とは、精神的な恋愛感情に基づいて相手を想う純粋な心を意味し、単なる人間愛や義理人情は含みませんので、ご注意ください。
愛の重さを計るモノサシは、“表現”ではなく、心に秘めた“想い”
もし貴女が、
「ある男性から愛されているのに、その男性のことを愛せない。でも、男性からは愛されたい。」
という悩みを持っていて、これを相手に打ち明けたときに、
相手から、
「それは虫のいい話」
「愛せるように努力しろ」
と言われたら、・・・
果たして、その後、貴女は男性を愛せるようになるでしょうか?
きっと、ほとんどの女性は、なりませんよね。。。
それどころか、自分に対する非難や否定と受け止め、「私のことをわかっていない」と思ってしまうかもしれません。
そして、打ち明けたことを後悔し、「やはり、誰もわかってくれないのか…」のように再び一人で悩みを抱え込んでしまうのではないでしょうか。。。
こうした非難や否定は、恋愛において、次のような方程式が成り立つことを前提としてなされています。
「愛される」=自分が相手から受け取る愛
とした場合において、
恋愛では、この2つが同量(=同じ重さ)である(=シーソーに載せたら釣り合う)ことが必要
より具体的には、
「男性から愛を受けたなら、同じだけ返しなさい」
「男性に愛を捧げたのなら、同じだけ返してもらいなさい」
というように。
しかし、「愛する、愛される」ということの重さのバランスは、日々の多忙な生活における心の繋がりを重視する大人の恋愛においては、このような方程式で片付けられるほど単純なものではありません。
なぜなら、…
「愛する、愛される」ということの重さは、相手に対する言動や行動等の“表現”だけではなく、表現されずに心に秘められている“想い”が加わって初めて、正確に計ることができるものだからです。
そして、
~「愛する、愛される」ということの重さにおいては、心に秘めた“想い”のウェイトがとても高い~
このことを、お互いが自発的に心で繋がり合おうとする深い恋愛経験をされてきた貴女でしたら、きっと肌で感じることができるのではないでしょうか。
つまり、
●愛の重さは“表現”のみでは計ることはできない。
●愛の正確な重さは、本人の“想い”が引き出されない限り、本人にしか計ることができない。
愛とは、そういうものなのです。
よって、相談事例における女性の「相手の男性を愛せない」という悩みの本質を把握するために、
「女性が書いた質問文の裏側に、相手の男性に対するどのような“想い”が隠れているのか?」
このことを、次回以降の連載記事において、丁寧に推察していきたいと思います。
<連載第2部へ続きます>
→次の記事:連載第2部-「恋人からの愛して欲しいという要求に対応すること」は、偽りの愛に過ぎず、「愛すること」とは相容れない異質のもの
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タグ:愛したい~愛すること