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【親記事】
男友達とキスやエッチをした女性に対する男性の気持ちや評価と、男友達との不倫の是非｜大人の恋愛の恋愛相談

【記事の基になった実例】
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【記事の項目】
１．「男友達とキスやエッチしてしまった」という事件は、友達から恋人への発展を肯定する女性に起きやすい
２．男性が男友達の多い女性を信用しにくいのは、「男性に恋愛感情を抱く確率が高いのでは…」と想像するから
３．自分の彼女が男友達とキスやエッチをしたことを知った時、彼氏は何を思い、恋愛感情はどう変わる？
４．自分の妻や婚約彼女が男友達とキスやエッチをしたことを知った時、夫や婚約彼氏の恋愛感情、離婚や破局の意思はどうなる？
５．既婚女性による男友達との不倫（ダブル不倫を含む）の是非

４．自分の妻や婚約彼女が男友達とキスやエッチをしたことを知った時、夫や婚約彼氏の恋愛感情、離婚や破局の意思はどうなる？

「男友達とキスやエッチしてしまった」という事件は、独身・既婚に拘わらず、起こりがちな事例です。

そこで、「実際に、自分の妻や婚約彼女（＝彼氏と結婚しようと思っている彼女）が男友達とキスやエッチをしたことを知った時、夫や婚約彼氏（＝彼女と結婚しようと思っている彼氏）は何を思い、恋愛感情はどう変わり、離婚や破局の意思はどのようになるのか？この出来事を夫や婚約彼氏はどのように評価するのか？」ということについて、項目３における単なる恋人関係（彼女と彼氏）の場合と対比しつつ、説明していきたいと思います。

「嫁としての許容性の評価」が加わる

夫や婚約彼氏が「自分の妻や婚約彼女が男友達とキスやエッチをした」という事実を知った時に、妻や婚約彼女に対して行う再評価は、項目３にて既述した「彼氏の立場からの恋人としての必要性の評価」や「一般男性の立場からの恋人としての許容性の評価」だけでは足りません。

なぜなら、夫や婚約彼氏が自分の妻や婚約彼女に対して抱いているものには、恋愛感情だけではなく、「妻や母親としての適格」があるからです。即ち、男性は、「妻や母親としての適格」がない女性とは、共に安心できる家庭をつくることができないので、生活を共にするほどの価値はなく、「結婚したくない、婚姻状態を継続したくない」と思うのです。

加えて、結婚は、相手の同意なしで別れることができない関係です。もし「妻や母親としての適格」が無い女性とうっかり結婚してしまい、その後にその適格が無いことを認識するような事件が発生してしまったら、男性は、別れるために相手の女性の同意を得なければならず、事件発生後の処理が、簡単ではなく周囲を巻き込むような面倒くさいものになります。

ましてや子供がいた場合には、事件発生後の処理が更にややこしくなり、「別れれば済む」という軽い問題ではなくなってきます。

従って、結婚に臨む男性であれば、誰もが「妻や母親としての適格に関する正確な認定は、できるだけ結婚前に、もし結婚後であったとしてもできるだけ早くにしておき、自分の人生への悪影響を最小限に止めたい」と考えるものです。

以上より、夫や婚約彼氏は、「自分の妻や婚約彼女が男友達とキスやエッチをした」という事実に対しては、「男友達とキスやセックスをする女性は、妻としての適格（＝安心できる家庭をつくれ、任せられる）があるのか？」という一般男性の立場からの理性に基づく客観的な判断基準に基づいて、相手の女性（＝妻や婚約彼女）との結婚の許容性の評価（以下、「嫁としての許容性の評価」と言います）をすることになります。

「こうした嫁としての許容性の評価は、どのような場合に再び行われるのか？行われる場合には、どのような評価がなされるのか？」、「自分の妻や婚約彼女が男友達とキスやエッチした事実を知った時、夫や婚約彼氏が抱いていた“妻や母親としての適格”は、どの程度、有りから無しに変わるのか？」ということについて、場合分けをしつつ、説明していきます。

（１）「過去、恋人がいない時に、男友達とキスやエッチをした」という事実を知った場合

この場合には、妻や婚約彼女に対する「一般男性の立場からの恋人としての許容性の評価」は、既述した項目３の「単なる恋人の関係」であった場合ほどに厳しく行われません。

なぜなら、既述したように、夫や婚約彼氏は、自分の妻や婚約彼女に対して、恋愛感情だけではなく、“妻や母親としての適格”を抱いているため、夫や婚約彼氏の心が相手の女性（＝妻や婚約彼女）に対する恋愛感情によって占有される割合は、項目３の単なる恋人関係（彼氏・彼女）の場合と比較して遥かに小さいものとなります。よって、過去の恋人不在の時の男友達との関係など、ほとんど気にならなくなるからです。

また、この場合には、妻や婚約彼女に対する「一般男性の立場からの嫁としての許容性の評価」が再び行われることもありません。恋人がいない時に男友達とキスやセックスをすることは、その女性の妻や母親としての適格（貞淑性）を何ら低めるものではないからです。

よって、「過去、恋人がいない時に、男友達とキスやエッチをした」という事実を旦那や婚約彼氏が知ったことは、婚約彼女との結婚や嫁との婚姻状態の継続を阻害するほどの出来事にはなりません。

（２）「過去、恋人がいた時に、男友達とキスやエッチをした」という事実を知った場合

この場合、夫や婚約彼氏は、婚約彼女との婚約や妻に対して恋愛感情がある場合には、既述した項目３の「単なる恋人の関係」であった場合と同様に、「同じことを繰り返すのでは…」という不安と、「自分となら、同様のことは無いだろう」という希望的観測とを抱きます。

更に、夫や婚約彼氏は、「もし、自分との結婚後に、男友達とキスやエッチをする事件が起きたら、簡単に離婚や破局をすることはできない」という思いから、妻や婚約彼女に対し、「一般男性の立場からの嫁としての許容性の評価」を再び行います。

この評価において「嫁としての許容性あり」という結果を得るためには、理論的には、「妻や婚約彼女が、どの男性と結婚したとしても、結婚後においてはずっと、友達とキスやエッチをする動機や意欲が完全に失われる理由」を確認することが必要になります。

しかし、「結婚後においてはずっと」という将来の動機や意思については、予測することは可能ですが、確証を得ることは不可能です。

そこで、夫や婚約彼氏は、「同様の事件が起こり得る予備的環境の有無」という厳しめの判断基準、具体的には、

「過去、恋人がいた時に、男友達とキスやエッチをした」という事実を知った時点における、妻や婚約彼女の男友達の存否、数の多さ、付き合い方の濃さ

によって、「一般男性の立場からの嫁としての許容性の評価」を行わざるを得なくなります。

同様の事例を経験された女性の中には、

「旦那や婚約彼氏が、私の過去の事実（＝恋人がいた時に、男友達とキスやセックスをした）を知った後に、私の過去や現在の男友達関係を根掘り葉掘り聞いてくるようになり、仕事や遊びでの外出を“あやしい”と疑うようになり、外出や男友達との連絡をひどく拘束するようになった」

というような旦那や婚約彼氏の態度の変貌を経験したことのある方もいらっしゃるのでは…と想像します。

この時、貴女は、きっと、旦那や婚約彼氏に対して、

「過去とは異なり、今の私の恋愛感情のあて先は既に貴男だけになっているから、男友達への慣れ心が恋愛感情に発展してしまうことはない。だから、私の男友達の数の多さや交友関係などは、私の貴男に対する恋愛感情には影響しない。どうして信頼してくれないの？」

というような憤りを抱いたのではないでしょうか。

この時の旦那や婚約彼氏は、たいていの場合、そのような恋愛感情ベース（彼氏としての立場）では、貴女のことを信頼しています。

けれども、「貞淑でない婚約彼女とは結婚したくない。貞淑でない妻（嫁）とは婚姻状態の継続をしたくない。」という思いから、恋愛感情を取り除いた一般男性としての立場に立って、貴女の“妻や母親としての適格”をクールに疑っているだけなのです。

もし貴女の婚約彼氏や旦那が「彼女がいながら、外見の良い他の女性とセックスするような男性」であったとしたら、いくら愛されていることがわかっていたとしても、婚約彼氏との結婚や夫との婚姻状態の継続の判断にはクールになりますよね。それと同じです。

よって、「過去、恋人がいた時に、男友達とキスやエッチをした」という事実を夫や婚約彼氏が知ったことは、婚約彼女との結婚や妻との婚姻状態の継続を大きく阻害します。夫や婚約彼氏による疑いの度合いがきつくなると、お互いの恋愛感情が消えてしまう結果にもなり得ます。

ですので、貴女が「結婚したいor結婚していたい」と思っている男性に対しては、こういう事実は言わない方が良いかもしれませんね。

（３）「自分と恋人として付き合っている時に、男友達とキスやエッチをした」という事実を知った場合

この場合、夫や婚約彼氏は、「妻や婚約彼女が浮気していた」という認識を得ることになります。

よって、夫や婚約彼氏は、妻や婚約彼女への恋愛感情によって心が占有されている割合が大きい（＝“妻や母親としての適格”を求める割合が小さい）という例外的な場合を除き、直ちに「一般男性の立場からの嫁としての許容性の評価」を行い、「貞淑性に欠ける。家庭を安心して任せられない。」と判断します。

これにより、婚約彼女との結婚や妻との婚姻状態の継続のモチベーションは失われ、この後、夫や婚約彼氏は、共同生活の継続の許容性すらないと判断した時には、婚約彼女や妻に対し、破局や離婚を宣告することになります。

他方、上述の例外的な場合には、「一般男性の立場からの嫁としての許容性の評価」のみならず、項目３の彼氏彼女の関係の場合のような恋愛感情ベースでの評価（恋人としての必要性の評価、恋人としての許容性の評価」）が行われ、この恋愛感情ベースでの評価の方が評価係数が高くなりますので、婚約彼女との結婚や妻との婚姻状態の継続のモチベーションは保たれます。

ただし、この例外的場合に該当するような「嫁や婚約彼女との恋愛に燃える旦那や婚約彼氏」は、推定で全体の１０％程度しか存在しませんので、あまり当てにしない方がいいかもしれません。

おわりに

ここで、１つ、女性の方にご注意頂きたい点があります。

先にご紹介しましたリンク先の相談事例（＝旦那との恋人時代に他の男友達とキスしてしまった事実を、結婚後もなお夫から責められ続ける）においては、嫁である相談者は、心の内で次のような弁明をしているように受け取られます。

「私が男友達とキスやエッチしたのは、貴男と恋人として付き合っている時のこと。恋人として付き合っている時と結婚している時とは節操に関する意識が違う。貴男と結婚したら、男友達とキスやエッチなんかしない。」

このような弁明は、夫に対し表現せずに、そっと内心に止めておいた方が良いかもしれません。

なぜなら、これを表現してしまうことは、夫に対し、

●私は、財産的欲求（金、生活、子供）と精神的欲求（好き）が分離しています。

●結婚していたら、財産的欲求があるので、これを捨てるようなことはしません。

のような危うい内心を暴露しているようなものだからです。

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