ダブル不倫での相手の気持ち-男性は女性に恋愛感情を抱かないのか?|不倫としての大人の恋愛の不倫相談
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既婚女性による不倫の恋の悩みと不倫相談の実例を、OKWaveの恋愛相談ページへのリンクにてご紹介致します。なお、この不倫としての恋愛相談ページにおける回答者ID「frlf1」の回答内容は、当校スタッフの深沢が回答したものになります。
リンク先の大人の不倫相談の事例は、ダブル不倫中の既婚女性の悩みであり、「ダブル不倫の男性が、会うのは月に一度と割り切られ、私のことを苗字のさん付けで呼び、セックスの最中も好きと言ってくれない。私に恋愛感情を抱いていないのか?相手の気持ちがわからない。」というものです。
なお、「不倫」、「ダブル不倫(W不倫)」という用語の意味については、当校A教室の大人の恋愛用語事典に掲載しておりますので、ご参照頂ければと思います。
また、過去に、この事例と似た相談事例として、F教室において、「ダブル不倫の男性が会う約束をする時以外は音信不通になる理由は、セフレだから?恋愛感情がないから?」という事例を掲載致しました。この事例において、ダブル不倫をする既婚女性が抱く恋愛感情の実質について解説しておりますので、ご参考頂ければと思います。
今回は、ダブル不倫をする既婚男性が抱く恋愛感情の実質について、以下に解説してみたいと思います。少々難しい表現になってしまうと思いますが、なんとか頑張って理解してみて下さい。
さて、今回の事例の相談者の方によれば、「ダブル不倫をする既婚男性は、相手の既婚女性と心や感情を絡ませないように割り切っていて、恋愛感情が希薄である。」と感じているようです。
このことについて、ダブル不倫を経験済みの既婚男性の方は、どのように思われますか?
「割り切らないと、自分で自分の家庭を壊してしまう危険があるから、仕方ない。」
「独身同士の場合の恋人でもないのに、そんな面倒くさい対応はできない。」
きっと、このように思う男性が多いのではないかと想像します。
「面倒くさい」
この「面倒くさい」という言葉は、男性の恋愛感情のメカニズムを知る上で、最も重要なキーワードです。
大人の恋愛の場面において、男性が相手の女性に対し、「面倒くさい」としか思えなくなった時。この時、ほとんどの男性は、結婚目的や支援目的の恋愛(=財産的利得を得る目的を併有した恋愛)の場合を除き、相手の女性との恋愛関係を終了させます。
これを読んで、「でも、私の周りには、彼氏や不倫相手の男性に面倒くさいことばかり要求している女性がたくさんいるけど、別れる気配は全くない。これはなぜ?」と疑問に思う女性の方もいらっしゃるかもしれません。
それは、男性が持つ「面倒くささの許容度合」は、相手の女性によって異なるからです。即ち、男性は、相手の女性を必要不可欠とする度合が高いほど、その女性に対する面倒くささの許容度合も高くなるのです。
こうした男性の「面倒くささの許容度合」は、相手の女性に対するどのような思いの強さによって変わるのか?こうした思いには、次の2種類があります。
(1)相手の女性を独占したい思い(独占感)
分り易くいうと、「肉体的に離れたくない」という思いです。男性は、この思いを強く抱く女性に対してほど、この女性に去られないように、面倒くさいことをして、相手の女性に好かれようとします。この独占感は、外見やスタイルが好みの女性、セックスの相性が良い女性であるほど、強くなります。
(2)相手の女性から去られた時に抱く寂しい思い(一人ぼっち感)
分り易くいうと、「精神的に離れたくない」という思いです。男性は、この思いを強く抱く女性に対してほど、この女性に去られないように、面倒くさいことをして、相手の女性に好かれようとします。この一人ぼっち感は、気が楽で居心地のいい女性、共有した述べ時間の長い女性であるほど、強くなります。
これらの2種類の思いを、ダブル不倫している既婚男性の立場に当て嵌めてみると、次のことが言えると思います。
まず、既婚男性の上記(1)の独占感については、既婚女性との不倫の場面では、独身女性との不倫や通常の独身同士の恋愛の場合よりも、強くなり易い傾向があります。
既婚女性とのセックスには独特の背徳感があり、かつ、お互いに既婚なので今後のことを気にすることなく気楽にスポーツ感覚でセックスができることから、「セックスやプレイの相性が良い」と感じやすいからです。
次に、既婚男性の上記(2)の一人ぼっち感については、既婚女性との不倫の場面では、その既婚男性の家庭が完全に崩壊している場合を除き、通常の独身同士の恋愛の場合よりも、はるかに弱くなる傾向があります。
特に、子供を持つ既婚男性の場合には、相手の既婚女性がいなくなってしまった時の一人ぼっち感を、奥さんと子供がセットでいなくなってしまった時の一人ぼっち感と比べてしまうため、相手の既婚女性に対して抱く一人ぼっち感は、どうしても弱くなってしまいます。
以上より、ダブル不倫中の既婚男性の既婚女性に対する恋愛感情は、ちゃんとあるのであり、その総量としては、独身男性の独身女性に対する恋愛感情と同等あるいはそれ以上であると思います。
ただし、恋愛感情の表され方の配分は、肉体的なものが主で、精神的なものが従となり、独身男性の独身女性に対する恋愛感情とは逆になります。
もし、既婚女性が、ダブル不倫相手の既婚男性から、独身同士の恋愛では得られないような肉体的な独占感を得ているのであれば、そのトレードオフとして既婚男性の精神的な恋愛感情が希薄になるということを、やむを得ないこととして受け入れざるを得ないかもしれませんね。
むしろ、既婚女性が、既婚男性の家庭円満を願うのであれば、既婚男性の精神的な恋愛感情が希薄になることは、女性自身のペースや心、環境を男性にかき乱されない安定した恋愛であるとして、好評価すべきなのかなとも思います。
それでも、「独身同士のようなピュアな精神的関わりが欲しい」という既婚女性の無いものねだりなお気持ちはわかりますが・・・
ダブル不倫の関係で本当にそのような関わりが欲しいのでしたら、既婚女性、既婚男性共に、現在の自身の家庭環境を全て捨てる覚悟(注:本当に捨てなくても、覚悟だけでOKです)が必要になるでしょう。こうした覚悟ができている既婚男性は、心のよりどころを求めて本気モード全開になりますので(^_^;)
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