18.W不倫にて既婚女性が既婚男性との交際状態を形式的に維持することよって生じるリスクとその対策

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前回の記事では、W不倫の場面における既婚女性による「交際中の既婚男性に対して、不足している内面や行動の充足を要求し、充足されるまで耐えて粘る」という行動に関し、「相手の既婚男性はどう評価するのか?」、「既婚女性がしてしまう要因は何なのか?」ということを中心に説明した。

今回の記事では、このような行動を通じて既婚女性が既婚男性との交際状態を形式的に維持することによって、既婚女性自身に生じるリスクとその対策について説明していく。 

 

Bタイプの行動によって生じるリスク-男性からの敬遠による恋愛不能化

前回の記事に掲載した「Bタイプの既婚女性による自己保身的な心のフロー」に関し、このフローでの既婚女性の立場になりたいか?この立場を繰り返したいか?

これらの質問には、おそらく、多くの既婚女性がNoと答えるであろう。「思い通りに愛されない虚しさ」を重ねるだけだからである。

また、上記フローでの既婚男性の立場になりたいか?無料セックス要員としてキープしたいか?

これらの質問には、おそらく、多くの既婚男性がNoと答えるであろう。相手の既婚女性のプライドを感じるほど、その既婚女性に女を感じなくなるからである。

 

つまり、既婚男性が既婚女性から内面や行動の充足を要求されて待機された後のダブル不倫関係は、

心と体の魅力で追いかけられる“恋人”にはなり得ず、 

体の魅力で追いかけられる“セフレ”にも届かず、

お互いの心を打ち明け合える“友達”にも届かず、

「たまにエッチする知人」のレベルに止まる。

「たまにエッチする知人」とどれだけ多くの延べ時間を共有しても、心や体で思いやり合えた時間は、実質ゼロに等しい。

こんな状態が続くほどに、既婚女性には、無意識のうちに「何をやっても、思い通りに愛されない」という習慣が備わる。

これにより、真の意味での恋愛(=お互いに心から思いやり合える恋愛)を不能にするほどの致命的な心の歪み(ex. 卑屈さ、僻み、疑心暗鬼)が形成されて、“心ある人間性”を喪失してしまいやすくなる。

そして、気がついた時には、どの男性からも、最初は外見の魅力で近づかれるが、やがて距離を置かれる存在(=タダでも3回以上はセックスしたくない、厄介な女)」となってしまい、最後には夫からも見放されてしまうのである。

 

ダブル不倫において「厄介な女」にならないための対策

前回の記事に掲載した「Bタイプの既婚女性による自己保身的な心のフロー」の一部を示す。

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【Step-5】よって、相手の既婚男性が自身の内面や行動を私のために変えようとしないのは、自分に対して、追いかけるほどの女としての魅力を感じていないからである。

 ↓
【Step-6】これでは、相手の既婚男性のことを、実質的に「彼氏」と評価できず、追いかけてくれるようになる可能性も無さそうなので、本当はこの既婚男性と別れてしまいたい。
------

この【Step-5】と【Step-6】との間に、欠落してしまっている大切な思考と努力がある。

それは、

●「なぜ、追いかけるほどの女としての魅力を感じていないのか?」ということを謙虚な気持ちで冷静に考えること

●「追いかけられない女の内面的特徴」をリストアップし、この特徴を自分自身からすべて取り除くこと

の2つである。

つまり、「自分には、女としての魅力を下げてしまっている、余分な内面要素がある」という仮説を立て、この内面要素を徹底的に発見して除去するのである。

なお、「追いかけられない女の内面的特徴」として何があるかは、ダブル不倫、独身同士の恋愛等の恋愛形式を問わず共通なので、Google検索すれば簡単に調べることができるであろう。

但し、「追いかけられない女の行動的特徴」では無いことに留意すべきである。いくら行動を直しても、アウトな内面は、顔つきや表情、態度に表れてしまうものだからである。

 

「実際にダブル不倫の経験を重ねたけれども、どの既婚男性からも思い通りに愛されない」とお嘆きの既婚女性に実際にインタビューしてみると、上述した恋愛する上での基本的な思考(=「追いかけられる女」に変わるための努力と改善)が欠落してしまっている方が多い。

そして、この欠落の根本原因を探ってみると、たいていの場合、次のような「平和ボケ夢想」を起点とした負のスパイラルに入ってしまっているものである。

 

「平和ボケ夢想」を起点とした負のスパイラル

●自身の現実に見合わない理想を掲げ、

●この理想とかけ離れた交際実態にストレスを抱き、

●このストレスの原因は、自分には全くなく、自分以外(交際相手の既婚男性、環境的要因)にあると思い込む

 

このようなスパイラルが繰り返される限り、既婚女性自身の内面的な付加価値は、高まる要素が無く、むしろ、思い通りにいかないことを他責にするほどに失われていってしまう。

このようなスパイラルに終止符を打つためには、その起点である「平和ボケ夢想」を止め、W不倫での実現内容に関し、「現実に見合った理想」を描くようにすることが効果的である。

「家庭の平穏を維持したいなら、お互いに都合の良いセフレ的な関係で十分でしょう!」

あるいは

「やはり、最後の恋愛に賭けたいから、家庭も家庭からの恩恵も捨てることにします!」

のいずれかのように。

 

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