シングルマザーの再婚失敗-職場恋愛の末に子連れ再婚したが、2年で旦那から離婚宣告され破局|大人の恋愛の恋愛相談
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シングルマザーの大人の恋愛の場面における女性の悩みと恋愛相談の実例を、教えてgooの恋愛相談ページへのリンクにてご紹介致します。なお、この恋愛相談ページにおける回答者ID「frlf1」の回答内容は、当校スタッフの深沢が回答したものになります。
リンク先の大人の恋愛相談の事例は、シングルマザーの再婚失敗に関するものであり、「5年の職場恋愛(社内恋愛)の末に彼氏と子連れ再婚したが、結婚生活2年で旦那から“子供のかわいがり方がわからなくなった。自由がほしい。”と離婚宣告され破局してしまった。私は、旦那に対する恋愛感情が残っており、死にたいほどの辛さと将来不安に悩まされている。」という、再婚に失敗して再びシングルマザーになってしまった女性の悩みです。
当校スタッフの深沢は、この事例を読んだ時、相談者であるシングルマザーの女性の辛さが通常の失恋や離婚とは比較にならないほど深刻なものであると感じたようです。
なぜなら、文面から、次のような、シングルマザー特有の隠れた心の叫びが伝わってきたからです。
●元旦那は、再婚前に、私とだけでなく私の子供とも相思相愛になれた男性であり、かつ、私の子供と共に私との結婚(=他人の子供の養育を含めて通常の父親を遥かに超えるほどの重責を負うこと)と決断してくれた男性である。このような男性は、稀にしかいないので、この先もう見つからないのでは・・・。
●このように、私にとって元旦那は稀で貴重な男性だったからこそ、恋愛感情も大きく、再婚まで5年間も待てたのに、まさか2年で離婚することになるとは…思ってもいなかった。元旦那とですらこんな状況なら、元旦那以外の男性であったら、再婚できず、再婚しても2年も続かないだろう。
●もし、私に子供がいなかったら、元旦那との離婚には至らなかったかもしれない。でも、私には子供を捨てることはできない。子供とともに再婚して幸せになるということは、私には、もはや絶望的なのか・・・
この事例において、深沢は、「いつか、貴女と子供を自分のことのようにしっかりと見守って応援してくれる男性に巡り合うだろう」という回答をしています。これには、私たちスタッフ全員が同感でした。決して上辺の慰めではなく、現実的な可能性が十分にあるという思いで。
なぜなら、・・・
この事例を読んだ時、私たちには、ふと思うことがあったからです。それは、
「また、子供のいる離婚経験者(シングルマザーを含む)が、職場恋愛の末に再婚し、その後まもなく家庭崩壊又は離婚に陥るパターンか…」
ということです。
たまたま私たちの周りだけなのかもしれませんが、…このパターンに直面する数がここ数年でとても増えています。
この現象の要因は、未だ十分に分析・解明できていませんが、その1つとして、「子供のいる離婚経験者は、仕事、家事、子育て、親のケア等を1人でこなす忙しい日々なので、出会いの機会や恋愛に割く時間も限られ、やむを得ず、手近な職場で恋人を見つけようとしてしまいがちになる」ということが考えられます。
職場恋愛に関しては、当校A教室の「職場恋愛(社内恋愛)-彼女持ち男とエッチ後も友達以上恋人未満のまま。二股解消のため女から告白すべき?」という記事やその他の職場恋愛タグの付いた記事にて言及しているように、職場は、毎日時間を共有する“慣れ”によって、相手の外見や内面に対する肯定的な推定やオンオフのギャップの体感をし易い点で、相手を好きになりやすい環境です。
この環境に属しながら、“慣れ”を振り払い、冷静に相手の本性や内心を厳しく吟味して見抜くことは、非常に難しいものです。よって、再婚した後にうまくいくだろうかという予測についても、同じ職場で過ごしたというだけで、楽観的になりがちです。
「好きになりやすいものは、嫌いにもなりやすい」
「失恋の辛さは、予測と現実とのマイナスギャップの大きさに比例する」
よって、好きになり易い環境下での恋愛の末に楽観的な予測で結婚してしまった場合には、財産的利益が無い限り、辛い別れが訪れるリスクは高くなります。
このような辛い別れを経験したシングルマザーの方は、別れの瞬間は、「子供がいなかったら、離婚していなかったかも…」という子供のせいにする想像をしがちです。
しかし、その後、過去を冷静に振り返っていくことにより、次第に「相手の本性や内心を知らずに流れで好きになってしまっていたな。だから、未来予測が甘くなってしまった。」ということに気づき、「この相手なら、子供がいなくても、いずれ別れていたな」と自信を持って思えるようになるものです。
つまり、このような方は、いわゆる「職場特有の慣れマジック」によって、相手の本性や内心を見抜けていなかっただけ。もし同じ相手にお見合いやナンパや出会い系で出会っていたなら、もっと厳しく見抜いていて、再婚なんてしなかったことでしょう。
子供のいる離婚経験者で、職場恋愛の相手と再婚しようと思っている方は、上述の2つの格言を念頭に置き、今一度、職場という環境の産物的な思い出(加点事由)をすべて消し去った上で、「相手の本性はどうなのか?」、「再婚後にどのような嫌な事態が予測されるのか?」、「その相手を再婚後に何が起きても好きで居続けられるのか?」ということについて、冷静に予測や確認をしてみてはいかがでしょうか?
「再婚後に子供に嫌な思い出を作る権利」は誰にもないと思いますので。
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タグ:シングルマザー 再婚, シングルマザー 離婚, 子連れ再婚, 職場恋愛、社内恋愛