まだ付き合っていないのに、日帰り温泉デートの約束をしただけで、同部屋休憩付きプランを予約する男性は、体目的(ヤリ目)?その男性心理と真意|大人の恋愛の恋愛相談
ここは、Real学部 A教室
独身同士、結婚目的、不倫等の形式を問わず、大人の恋愛の場面で共通する女性の悩みと恋愛相談の実例を、Yahoo知恵袋の恋愛相談ページへのリンクにてご紹介致します。なお、この恋愛相談ページにおける回答者ID「kmltlf5」の回答内容は、当校スタッフの向坂が回答したものになります。
リンク先の大人の恋愛相談の事例は、「友達以上恋人未満の関係(告白してこない)であり、まだ付き合っていないのに、日帰り温泉デートの約束をしただけで同部屋休憩付きプランを予約する男性は、何を考えているのか?体目的(ヤリ目)の表れか?」という、大人の恋愛の場面での男性心理に対する女性の悩みが表われているものです。
過去に、この事例と似た相談事例として、B教室(独身同士の大人の恋愛)において、「友達以上恋人未満の段階で宿泊旅行に誘い同じ部屋に泊まることを当然に主張する男性は体目的(ヤリ目)?その男性心理と真意」という事例を掲載致しました。
この事例においては、女性が同部屋泊りを断った後の男性の行動(=「なぜ同じ部屋に泊まるのはダメなのか」と食い下がった)に、独身同士の大人の恋愛に特有の考え方(=お互いに独身で恋人がいないんだから、別にエッチしたっていいじゃん!)が表れていたことから、B教室(独身同士の大人の恋愛)の教材と致しました。
これに対し、今回のリンク先の大人の恋愛相談の事例では、相談者の女性は、相手の男性による同部屋休憩付きプランの予約の事実を知った段階であり、相手の男性に対する返事(例えば、このプランを断る)を未だしていません。
このような段階は、独身同士、結婚目的、不倫・・・どのような大人の恋愛の場面でも共通に生じるものです。
また、相談者の女性は、同部屋休憩付きプランを勝手に予約されていたことを知っても、シャットアウトしたりキレたりすることなく、冷静に男性の意図を考えようとしているという点で、恋愛に対する成熟度を備えています。
よって、今回の事例は、様々な大人の恋愛の場面で共通に役立つものとして、A教室に掲載致しました。
男性は、「友達以上恋人未満の関係の女性と一線を超えたい(=体の関係を持ちたい)」と思った場合には、女性から誘ってこない限り、女性に対し「セックスをしよう」と誘います。
誘われた女性は、その男性に何らかの恋愛感情を抱いている場合には、割り切りやその場限りを望む時を除き、「セックスすることによって自分の望み通りの関係(結婚を前提とした恋人、結婚を前提としない彼氏、セフレ・・・etc)に発展するのであれば、セックスをしてもよい」と考えます。
『友達以上恋人未満の関係において、一線を超えたい男性と、一線を超えるための条件を付す女性』
このような男女のせめぎ合いの局面は、独身or既婚を問わず、大人の恋愛を実現する際に必ず生じるものであり、避けては通れない重要な局面ですね。
こうした重要な局面における男性の女性に対する誘い方は、野球での球種に例えて言えば、大きくは次の3つに分類されます。
◆ストレート
相手の女性に「付き合ってほしい」と告白し、その同意が得られたら、「エッチしよう」と誘う
◆フォーク
相手の女性に「付き合ってほしい」と告白せずに、ノープラン(=その場の流れ)で「エッチしよう」と誘う
◆カーブ
相手の女性に「付き合ってほしい」と告白せずに、“セックスが可能になるようなデートプラン”を計画する(計画の実行段階までは「エッチしよう」と明示的に誘うことはない)
これらの3つの誘い方のうち、多くの女性が好むものは、今も昔も変わらず、ストレートやフォークです。女性は、恋愛感情を抱いている男性に、自分のことをどう思っているのか、何をしたいのかという意思を、はっきりと表明・宣言してほしいのです。
これに対し、男性が実際に行っている誘い方は、昔はストレートが主流でしたが、今はカーブが主流になっています。なお、フォークの誘い方は、今も昔も、恋愛偏差値の高い一部の男性にしかできないものです。
主流がカーブに変わった理由は、社会環境の変化も関係していて非常に複雑なので詳細には書きませんが・・・一言で言えば、「自分の“エッチしたい”という意思表明や宣言が相手の女性に受け入れられなかった場合に、自身のプライドが傷ついてしまうことを避けたい」ということです。
リンク先の事例での男性の誘い方は、相手の女性に対し、告白せずに、日帰り温泉デートの約束をとりつける点で、明らかにカーブです。
しかも、この男性は、約束をとりつける際に同部屋休憩付きプランであることを相手の女性に伝えていないことから、「自身の意思表明や宣言」だけでなく、「断られるという事実」をも避けたいと考えていることが推察されます。
アウトコースからボール球になるカーブを振らせてストライクを取る(=セックスをすることが不自然でなく必然であるかのような状況をつくり出し、セックスに持ち込む)ような“かわす意思”が伺えます。
ただし、「カーブの誘い方をする男性が、体目的(ヤリ目)である」ということについては、私たちの大人の恋愛の経験事例から考えた場合、必ずしもそうではないと思っています。
カーブの誘い方をする男性は、その大半が、その誘い方しかできない(ストレートもフォークも投げられない)シャイで不器用な人です。
このような男性は、前述のB教室に掲載した類似事例のコメントにも記載したように、「互いに精神的に深く関わるような重い付き合いよりも、いいことだけを共有するようなあっさりした希薄な付き合いを好む人」なだけであり、体目的(ヤリ目)のようなえげつない方は少ないのでは…と思っています。
他方、カーブだけではなく、ストレートやフォークの誘い方もできる男性(=相手の女性に応じて、この3つを使い分ける男性)からカーブの誘い方をされた時には、この男性は体目的(ヤリ目)である可能性が極めて高いと思います。
このような男性にとって、カーブは、3つのうちで最も力を使わない誘い方ですので。
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