彼女の若い時の恋愛経験や恋愛遍歴に対する男の嫉妬と劣等感|大人の恋愛の恋愛相談
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独身同士の大人の恋愛の場面における男性の悩みと恋愛相談の実例を、教えてgooの恋愛相談ページへのリンクにてご紹介致します。なお、この恋愛相談ページにおける回答者ID「frlf1」の回答内容は、当校スタッフの深沢が回答したものになります。
リンク先の大人の恋愛相談の事例は、「自分は、若い時(学生時代)に、将来のことを考えて、彼女を作らずに勉強等に専念していた。現在は、生活も安定し、普通に恋愛をすることができるようになったが、恋人(彼女)がその時代に恋愛していたことを知ると、その事実を許せずに彼女を責めてしまい、心から愛することができなくなってしまう」という、彼女の若い時の恋愛経験や恋愛遍歴に対する男の嫉妬と劣等感が表われている大人の恋愛の場面での悩みです。
「したい時」に「したいこと」を無理にしなかったら、必然的に後悔が生じる
恋愛の場合のみならず、「ある年代にしかできない○○を、できたにもかかわらず、自分の本心としての意思によって、しなかった。」というケースでは、本人に後悔の念は残らないものです。
他方、「ある年代にしかできない○○を、したかったけれども、不本意な環境的要因によって、することができなかった。」というケースでは、自分の本心としての意思が環境的要因によって無理に抑え込まれているため、どうしても本人に後悔の念が残ってしまいます。
リンク先の事例では、男性にとっての恋愛は、おそらく後者のケースに近かったのではないかと察します。
このため、恋人(彼女)が学生時代等の若い時に恋愛していた事実に触れた際に、男性は、「自分は、その時代に、恋愛したかったけど、その気持ちを無理に抑え込んで恋愛しなかった」ということに対する後悔の念と同時に、「後悔しても、学生時代等の若い時の恋愛は、もはや経験することができない」という恨めしさを内心で抱いてしまいます。
こうした内心が、抑えきれずに、恋人(彼女)の若い時の恋愛経験や恋愛遍歴に対する嫉妬や劣等感という形で露出してしまうのでしょう。
若い時に恋愛したい気持ちを無理に封印すると、その後の人生において回復不能な重い代償を受けやすい
大人は、よく「恋愛はいつでもできる」と言い放ちますが、私は、昔も今も、そうではないと思います。なぜなら、恋愛は、次のような年代、所属、身分における各選択肢の組み合わせによって、その形や内容が全く異なるものだからです。
【年代】10代前半、10代中盤、10代後半、20代前半、20代後半、30代前半、30代後半、40代前半、40代後半、50代前半、50代後半、60代前半、60代後半、・・・
【所属】小学校、中学校、高校、大学、社会人、失業中、定年退職後、・・・
【身分】結婚を意識しない独身、結婚直前、結婚後、離婚直前、離婚後の独身、再婚直前、・・・
このように、恋愛は、時代に特有の形や内容を備えるものであることから、「したくても、もはやすることができない」というものがあり得ます。
特に、10代~20代の若い時の恋愛に関しては、私たちは、これまでに多数の大人の方々と関わってきた経験から、
「若い時に恋愛したい気持ちを無理に封印してしまった人は、その後の人生において、そのツケが回復不能な人格的な歪み(ex.相手を思いやる心の欠落)として生じやすくなる」
ということをしみじみ感じています。
若い男性の場合、自身の若い時の恋愛経験や恋愛遍歴が相手の女性(彼女)よりも少ないと、その女性(彼女)に対する嫉妬や劣等感を抱いてしまい、精神的な余裕を持った交際ができなくなってしまいがちです。
また、こうした嫉妬や劣等感を抱かないようにするために、恋人にする女性の選択肢を「自分よりも恋愛経験や恋愛遍歴の少ない女性のみ」に狭めざるを得なくなってしまいます。
過ぎた時代は決して戻ってきませんので、恋愛は、悔いを残さように、したいときにしておきましょう。
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