恋愛関係で10年付き合った彼氏が別れた後も私に恋人のような気安い態度を取る男性心理。腐れ縁?しがらみ?|大人の恋愛の恋愛相談
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独身同士、結婚目的、不倫等の形式を問わず、大人の恋愛の場面で共通する女性の悩みと恋愛相談の実例を、教えてgooの恋愛相談ページへのリンクにてご紹介致します。なお、この恋愛相談ページにおける回答者ID「frlf1」の回答内容は、当校スタッフの深沢が回答したものになります。
リンク先の大人の恋愛相談の事例は、「10年間恋愛関係で付き合った彼氏が、別れた後も、私のタバコを勝手に吸ったり、カバンに自分の財布を入れて持たせたり・・・私に対し、恋愛関係が続いてると勘違いしてしまうような、恋人のような気安い態度を取る。男とはそういうものなのか?」という、大人の恋愛の場面において、別れた後も、恋人として付き合っている時と変わらないような馴れ馴れしい態度をする元彼の男性心理をはかりかねている女性の悩みです。
このような「別れた後においても恋人時代と同様の振る舞いをお互いに認め合う関係」は、大人の恋愛においては、“腐れ縁”や“しがらみ”のように表現されるものです。
「わざわざ口に出さなくても、自分が何を伝えたいかを察知し、気の利いた応対をして欲しい。但し、同じことを自分には求めてはならない。」
これは、今も昔も変わらず、男性の多くが、恋人として選んだ女性に対し、内心で求めていることです。
昭和の時代には、男性は、このことを、恋人である女性に対し、要所要所で、当然のように明示して要求していました。
男女平等が浸透した今日においては、男性は、相手の女性から身勝手と思われないように、女性に明示することを控えていますが、内心では“女としての重要な価値”として変わらずに求めているものです。
恋人である女性が、こうした男性の要求について、「デート代や生活費を負担してくれるから」、「同様の察知や応対を私にしてくれるなら」等の何らかの条件付きで応えている場合には、その女性による察知や応対の価値は、男性にとって内心ではゼロになります。
男性は、「こうした察知や応対は、“女ならではの気遣い”であり、そもそも男には不得手なもの。“やってくれたら、やってあげる”という作業的な性質のものではない。」のように考えるものだからです。
女性には身勝手のように思えるかもしれませんが、こうした男性の要求は、“男の性”に近いものであり、男である以上取り去ることができないものなのです。
さて、こうした察知や応対を「男性から言われなくても&無条件で」することができる女性は、大人の恋愛の場面において、恋人関係が解消された後も、男性から“腐れ縁”や“しがらみ”という評価を持たれ易くなります。
即ち、男性は、理性では「別れたので、これからは馴れ馴れしくしてはいけない」ということがわかっていても、感情が言うことを聞かない(=感情がその女性がしてくれていた察知や応対に支配されてしまっている)のです。
よって、ある女性にとって、元彼から“腐れ縁”や“しがらみ”という評価を受けたことは、端的に「自分が元彼の心から消えない存在となっている」ということを意味します。
このことを良いことor悪いことのどちらであると考えるのか?
それは、女性の個性や場面によってまちまちです。男女平等の意識が強い方であれば、「男性になめられている」とネガティブに感じるかもしれません。
ただ、男性目線で考えると、少なくとも「別れても男性(元彼)の記憶に残る女性である(=別れた後、男性(元彼)の記憶に全く残らない女性ではない」ということについては、女性自身の価値としてポジティブに(=女としての価値が高い)評価してよいと思います。
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