15.ダブル不倫で既婚男性の内面や行動に妥協して交際を継続したら…既婚女性の顛末
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前回の記事では、ダブル不倫において、既婚女性が既婚男性の外見に妥協して交際を継続した後の顛末について説明した。
続いて、既婚女性が交際相手の既婚男性の内面や行動に妥協して交際を継続した場合における、その後の既婚女性の顛末について、今回の記事から4回に亘って解説していく。
内面や行動に不満があってもキープしようと思うのは、相手の男性の外見的な魅力
第10回の記事の図3に示したように、夢想モードの既婚女性の半数以上は、同じ夢想モードの既婚男性との交際にあぶれ、当面の寂しさを紛らわすために、妥協して、体目的である現実モードの既婚男性と交際している。
このように妥協して始めた交際においては、既婚女性は、相手の既婚男性の内面や行動(ex. メールが少ない&短い。デートがホテル直行ばかり。優しさや思いやりが感じられない。)について物足りないと思いやすい。
それでも既婚女性が交際を継続しようと思うのは、なぜだろう?
その理由を本人に聞いてみると、必ずと言っていいほど「良い内面や行動もある」という決まり文句が返ってくるけれども、・・・
その本音は、相手の既婚男性の外見や雰囲気に魅力を感じているからである。
即ち、既婚女性は、皆、「バレるリスクを背負っている以上、相当レベル以上のパートナーを見つけたい」という貪欲な思いで、ダブル不倫に臨んでいる。
よって、内面や行動に不満があるにも拘らず、別れずに交際を継続しようという気になるためには、それを打ち消してしまうほどの特別な(自ら追いたくなるような)雰囲気や佇まいが必要になるものだからである。
既婚女性は、内面や行動の不満については「すぐに解消したい」と思いがち
ただ、ダブル不倫に臨む既婚女性は、相手の既婚男性を外見の魅力だけで合格点とすることは少なく、内面や行動についても「相当レベル以上であるべき」と厳しく考えがちである。
このため、内面や行動に対する不満が解消されないまま交際し続けることにより、「いつまでたっても相当レベルを超えない。この男性と交際し続ける意味は、本当にあるのだろうか…?」という自己内省や迷いのモードに陥ってしまいやすい。
ゆえに、こうしたモードに陥らないように、既婚女性は、内面や行動の不満については、「すぐに解消したい」と焦りがちになるのである。
不充足感は、あくまで交際中の既婚男性で充足?それとも、他の男性で充足?
このように、既婚女性が、交際中の既婚男性の内面や行動に不満や不充足感を抱きつつも妥協してキープした後に、実際に取る行動は、たいてい次のAタイプ,Bタイプのうちのいずれかである。
Aタイプ:他の男性で充足
不足している内面や行動を他の男性で充足する
Bタイプ:交際中の既婚男性に要求&待機
交際中の既婚男性に対して「不足している内面や行動の充足」を要求し、充足されるまで耐えて粘る。
これらの各行動について、次回の記事から3回に分けて説明していくが、まずは、重要な結論として、
ダブル不倫の場合には、既婚女性が上記Bタイプの行動を取り続けることにより、既婚女性の心に致命的な歪みが形成されてしまうおそれがある
ということを予め知っておいて欲しい。
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