彼女から重い男と言われて振られ、復縁の可能性に悩む彼氏-でも、その元カノとの復縁って大人の恋愛の実現のために本当に必要?|大人の恋愛の恋愛相談
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独身同士、結婚目的、不倫等の形式を問わず、大人の恋愛の場面で共通する男性の悩みと恋愛相談の実例を、教えてgooの恋愛相談ページへのリンクにてご紹介致します。なお、この恋愛相談ページにおける回答者ID「frlf1」の回答内容は、当校スタッフの深沢が回答したものになります。
リンク先の大人の恋愛相談の事例は、「彼女から重い男と言われ振られた。失恋を機に余裕を取り戻し、元カノに再告白してよりを戻したいが、復縁の可能性は?」という、大人の恋愛の場面において、重たい男だったことを反省し、元カノともう一度やり直したいと思っている彼氏の悩みです。
さて、事例における「元カノとよりを戻して復縁する可能性とその方法」については、リンク先の深沢の回答をご参考ください。
また、大人の恋愛における「重い」の意味内容については、「相手の気持ちが重い」という感情が別れの意思を形成する点、この意思形成は男女間の内心関わり度に開きがあるほどなされやすい点を含めて、大人の恋愛用語事典の「重い(重たい)」、「内心関わり度」にて詳細に記載しておりますので、この機会にご参照頂ければと思います。
「重い男」と言われて振られた元カノとの復縁の場合、まずは、その“必要性”をよく考えてみる
恋人として付き合い始めの段階では、お互いの恋愛スタイルのギャップを感じ易いものです。
よって、交際相手から“重い男”や“重い女”と言われて振られることは、大人の恋愛の場面ではしばしば起きるものです。
事例のように彼女から“重い男”と言われて振られた彼氏の気持ちを想像してみると・・・「意に反して失ったもの」は、すぐに取り戻したくなるものですね。
よって、彼氏が、振られた後に「元カノと復縁したい」という願望を抱く気持ちや、元カノとの復縁の可能性や方法論(どうしたら復縁できるのか?)を検討してしまう気持ちは、とてもよくわかります。
しかし、元カノから既に“重い男”と評価されてしまっているケースにおいては、元カノを単なる「セックス対象」としか考えていない場合を除き、
元カノとの復縁の願望や可能性、方法論の前に、まずは冷静になって、「この元カノとの復縁は、自分にとって本当に必要なのか?」という復縁の必要性を考えてみること
このことは、「彼氏自身にとって、大人の恋愛の実現のために、とても大切なことである」と私たちは考えます。
以下、この理由について、簡単に解説していきたいと思います。
「彼氏が重い」という理由で彼氏と別れる女性の恋愛スタイル
リンク先の事例のような、恋人として付き合い始めの未だ心の関りが浅い段階で「彼氏が重い」という理由で彼氏と別れる女性
このような女性の恋愛スタイルについて、以下に考察してみたいと思います。
このような女性は、恋愛において、自身の内心深くまで彼氏に関わられることを予定していません。よって、このような女性の恋愛スタイルは、概ね、次の2種類のうちのいずれかとなります。
恋愛スタイル1
自分が「彼氏を追っている」という感情(=彼氏に対して重くなろうとする感情)を抱くことが“恋愛の価値”であり、この感情を抱くことよって恋愛していることを実感する。
<特徴>
●重い彼氏Pに対しては「重たいから」という理由で別れる一方で、軽い彼氏Qに対しては自分が重くなる。重くなり過ぎた場合には、彼氏Qから「重いから」という理由で別れを告げられて失恋することがある。
●「自分の重さ、彼氏の重さとして、どの程度が望ましいか」という価値観は、彼氏の重さを基準とした相対的なもの(=彼氏の重さが自分の重さよりも軽ければOK)になる。
●「彼氏を追う感情を抱きたい」という思いが強いので、恋愛において、自身の内心(感情)は彼氏の挙動に応じて揺れ動く。
●平均的男性からは、「都合よく扱える、便利な女」に見える。
●平均的女性からは、「無理な恋愛に自分からハマって損をし、最後は振られる女」に見える。
恋愛スタイル2
趣味、嗜好、物の見方や考え方等の表面的な価値観(「恋愛の重さ」を含む)について、自分の価値観の内容と彼氏の価値観の内容とが一致していることが“恋人の価値”であり、このような恋人の存在によって恋愛していることを実感する。
<特徴>
●彼氏が重いor軽いのいずれであるかに関係なく、「自分の恋愛の重さに合わない」と判断されるような行動を彼氏がした場合には、価値観の相違(=重さが合わない)という理由で別れを告げる。
●「自分の重さ、彼氏の重さとして、どの程度が望ましいか」という価値観は、自分の重さを基準とした絶対的なもの(=自分の重さに合っていなければNG)になる。
●価値観の一致する恋人が存在さえしていれば恋愛として十分であり、その恋人(彼氏)の挙動に応じて自身の内心(感情)が揺れ動くことや心的な影響や変化を受けることは、ほとんど予定されていない。
●平均的男性からは、「温かみや可愛げのない女」に見える
●平均的女性からは、「男っぷりのある(男前な)女」に見える
大人の恋愛を実現するなら、「元カノとの復縁」よりも「重さの釣り合う新しい彼女との出会い」
恋人として付き合い始めの未だ心の関りが浅い段階で彼女から「重い」という理由で振られた男性は、元カノへの再告白による復縁を望む場合には、・・・
まずは、元カノが上記のいずれの恋愛スタイルを持つかということを特定し、「その恋愛スタイルの内容を持つような女性である元カノと、果たして今すぐに復縁する必要があるのか?」ということを検討した方がクレバーであると思います。
例えば、恋愛スタイル1の元カノと復縁したとしても、重い貴男が元カノよりも軽くならない限り、再び振られることになります。もし、貴男が軽くなることについて貴男自身に無理があるのであれば、よりを戻した後の元カノとの恋愛が貴男にとって充実したものになるとは思えません。
また、恋愛スタイル2の元カノとの「表面的な価値観止まりで内心まで関わろうとしていない付き合い」は、大人の恋愛用語事典に記載の「内心関わり度」ではAタイプ(恋愛における内心関り度がほぼゼロ)に該当します。こうした付き合いが「恋愛」と呼べるかどうかは微妙であり、単なる「相互所有」という関係に過ぎない可能性が高いと考えます。
よって、貴男が相手の心に深く関わる恋愛を求めるのであれば、自身の恋愛に関する時間や活力を、恋愛スタイル1や2の元カノとの復縁よりも、自分と恋愛の重さの釣り合う新しい彼女づくりに注ぐ方が、大人の恋愛として心のつながりや豊かな愛情を育める点で、賢明のように思います。
「表面的な価値観を絶対的に固持し、その一致を彼氏に求める女性」を追うことは、重い男性にとっては時間の無駄
女性には、生涯の中で、恋愛スタイル2のような「表面的な価値観を絶対的に固持し、その一致を彼氏に求める」という自己防衛のための高飛車なスタイルになる時代があります。
このスタイルを採る女性が、重い彼氏に影響されてこのスタイルを捨て、この彼氏との付き合いがお互いの心の関わりや交わりを重視する「大人の恋愛」に発展する可能性は、よほどの偶発的な事件でも生じない限り、極めて低いと思われます。
なぜなら、自己防衛のための高飛車な恋愛スタイルから卒業するきっかけは、「彼氏」ではなく、「自身の人間関係環境の劣化(ex.友達がいなくなって1人ぼっちになる。職場や家庭で自分の味方だった人が敵に変わってしまった。)」であることが多いものだからです。
よって、このような女性を追うことは、重い男性にとっては、得たいもの(=心の深い関わり)を得ることができず、時間の無駄になります。時間は有限ですので、こうした先のことも加味して、再告白や復縁の必要性を考えられることをお勧めします。
ただ、私たちの統計によれば、恋愛スタイル2の女性は外見的な魅力が高い方が多いことから、「相互所有の関係であってもいいから、所有したい!復縁したい!」という男性も多いことでしょう。
重い男性がこのように思う場合には、復縁に際し、「精神的な関わりや見返りを何も期待せずに、セックス対象として割り切れる」という覚悟が必要になるものと考えます。この覚悟さえできれば、このような女性との復縁の方法は、至って簡単ですので。この方法については、長くなりますので、機会があれば、記事にして掲載していきたいと思います。
参考までに、恋愛スタイル2の女性かどうかがはっきりしない場合の見分け方の一例を記載しておきます。
その女性に「恋人は、あなたにとって、何?」と質問してみると、おそらく「大切な人」や「尊敬できる人」のように抽象的な答えが返ってくると思います。
その答えに対し、「なぜ大切なの?」と追加質問してみて下さい。
その答えの内容が、恋人(彼氏)を次のように位置づけていることを前提としたものである場合には、恋愛スタイル2の女性です。
◆飾り、ステータス、自慢の種、リア充の証明
◆暇つぶし、気分転換、ガス抜き、楽しさを提供してくれる人
◆おもちゃ、道具、便利ツール
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