SNSや出会い系、婚活サイト等のネットでの出会いで、初対面の後に脈なしとしてフェードアウトされる事態が繰り返される理由
ここは、Real学部 A教室
独身同士、結婚目的、不倫等の形式を問わず、大人の恋愛の場面で共通する女性の悩みと恋愛相談の実例を、Yahoo知恵袋の恋愛相談ページへのリンクにてご紹介致します。なお、この恋愛相談ページにおける回答者ID「frltlf1」の回答内容は、当校スタッフの深沢が回答したものになります。
リンク先の大人の恋愛相談の事例は、大人の恋愛のネットでの出会いの場面において、初対面で会った後に男性が自分に対して恋愛感情を抱いているのかどうかを推し量りかねている女性の悩みです。悩みの具体的な内容は、次の通りです。
●ネットで出会った遠距離の男性に、実際に会ってみたら、とても楽しくて、好きになってしまった。
●でも、実際に会った後、男性からの連絡の頻度や回数が減った。メールでの連絡の内容は変わらず楽しいものなのだけれど・・・。
●これは脈ありなのか?片思いで脈なしなのか?相手の男性の心理がわからない。
なお、「異性からの連絡頻度の低下」という現象については、当校A教室の大人の恋愛用語事典の「音信不通」という用語の説明にて掲載しておりますので、ご参照頂ければと思います。
SNSや婚活サイト、出会い系サイトなどのネットでの出会いの場面では、実際に、リンク先の事例のような「実際に会った後に、相手から、脈なしと判断され、連絡の頻度や回数が減ってフェードアウトされる」という事態が、男女問わず、日常茶飯事と言えるくらいに頻繁に生じています。
こうしたSNSや出会い系、婚活サイト等のネットでの出会いで、初対面で会った後に脈なしとしてフェードアウトされる事態が繰り返される理由は、何なのか?
このような「会った→脈なし→フェードアウト」という事態を繰り返さないようにするためには、どうしたら良いのか?
これらのことを中心に、ネットでの出会いの成功のための心構えについて、ネットでの出会いの実態を踏まえつつ、以下に解説していきたいと思います。
ネットでの出会いの経験を他人に言わない理由
ネットによる出会いの場は、ここ数年の間に、結婚目的の方ならpairs等の婚活サイト、友達から始めたい人はmixiやLINE等のSNS、恋人を見つけたい方は各出会い系サイトのように、利用者の目的に応じた場が整備されてきています。
ネットによる出会いは、男女ともに、その経験を他人に言わない方が多いので、普及していないように見えますが、実際には、ごく普通の方にも利用され、出会い手段として一般化しつつあります。
ネットによる出会いの経験を他人に言わない理由としては、次の2つが考えられますが、圧倒的に多いのは(b)の理由です。
(a)他人に「リアルの出会いと比べて危険で質が低いよね。そんなことやってたの?」と軽蔑されてしまうから
(b)良い経験をしていないから
ネットでの出会いで良い経験をしていない人が多い理由
なぜ、SNSや出会い系、婚活サイト等のネットでの出会いで良い経験をしていない方が多いのか?
それは、ネットでの出会いは、素性のわからない相手とのメールのやり取りから始まるため、男女ともに必然的に、出会いを求める人のハードルがリアルの出会いよりも高くなってしまうからです。
ご対面前のメールでのやり取りについて要求されるクオリティが高い
SNSや出会い系、婚活サイト等のネットでの出会いでは、まず、ご対面前に、登録している異性の相手との間でメールのやり取りをすることが必要になります。
このメールでのやり取りの段階においては、相手の素性がわからないため、相手に対し、頻度・内容ともにリアルの出会いの時よりもハイクオリティなやり取りを求めます。そうでないと、相手の人物面に関する不安が解消せず、「意図しない人が来るかもしれない」というリスクを背負ってまで実際に会おうという気になれないからです。
このようなハイクオリティなやり取りを継続できる相手は、当然に少ない(∵絶対数が少なく、偶然にも左右される)ため、メールのやり取りを始めても、「意図する温度感ではない」と思いやすくなります。それ故に、いつのまにか音信不通になってしまいがちになるのです。
ご対面前に相手に対する妄想が働きやすい
そして、メールのやり取りがハイクオリティであった場合であったとしても・・・
SNSや出会い系、婚活サイト等のネットでの出会いでは、実際に会う前に、相手とのメールのやり取りの継続によって相手に対する妄想が働き、リアルの出会いの時よりもハイクオリティな外見やリアル・コミュニケーションを期待してしまいがちです。
このため、「実際に会ってみたら、イメージした外見や雰囲気とはかけ離れていた」のように期待外れになる確率が高くなり、それ故に、実際に会ってすぐに内心での「無いわ」という意思が確定してしまいやすいのです。
相手がこのような意思を持った後においては、相手から脈なしと判断され、相手からの連絡の頻度や回数が減ってフェードアウトされることになります。
このような「会った→脈なし→フェードアウト」の経験を「良い経験」と評価することはできませんよね。
このような経験が何度も繰り返された場合には、自身のプライドを守るため、ネットでの出会いの経験自体を自身の記憶から抹消したくなることでしょう。
なお、「相手が遠距離だったから」という理由は、SNSや出会い系、婚活サイト等のネットでの出会いで良い経験をできないことについての直接的かつい不可欠な理由とまでは言えません。
ネットでの出会いにおいて、相手が遠距離であることは、男性側がヤリ目である場合を除き、恋心のダウンとは無関係であり、このことについては次の過去記事からも明らかです。
【A教室】現代の”大人の恋愛”の実現・継続のモデル例~SNSで出会った年の差のある意中の女性との遠距離恋愛
ネットでの出会いでは、初対面後のメールのクオリティに相手の内心がはっきりと表れる
SNSや出会い系、婚活サイト等のネットでの出会いの場合には、初対面によって抱いた相手の内心が、初対面後のメールの頻度・内容の総合的なクオリティにはっきりと表れるものです。
なぜなら、実際に会う前の相手とのやり取りに手間と時間をかけていることから、初対面で恋愛感情を抱けなかった相手に対しては、「もうこれ以上、手間や時間をかけられない」という“もったいない心理”が働くからです。
よって、リンク先の事例のように、初対面の後にメールの総合的なクオリティが落ちている場合には、相手の恋愛感情の存在について自分に都合の良い解釈をすることなく、素直に“脈なし”と判断し、貴重な時間を別の異性探しに使った方が賢明であると考えます。
ネットでの出会いの成功のためには、大人の恋愛市場での需要にマッチしたハイレベルな外見・内面を備えることが必要
大人の恋愛市場には、SNSや出会い系、婚活サイト等のネットでの出会いを馬鹿にしている方もいますが、・・
これまでの説明で、「お互いに高くなっているハードルをお互いにクリアすることが、どれほど難しいか?」ということをおわかりいただけたのではないかと思います。
つまり、ネットでの出会いの成功のためには、男女ともに、大人の恋愛市場での需要にマッチした、ハイレベルな外見・内面を備えることが必要になるのです。
このように、「ネットでの出会いはハードルが高い(=どうでもいい相手からは夢中になられるけど、意中の相手からはなかなか夢中になってもらえない)」ということを知っていないと、何度出会っても失敗を繰り返す“負のスパイラル”に陥ってしまいます。
よって、ネットでの出会いをモノにするためには、男性も女性も、メール、外見、リアルコミュニケーション(このコミュニケーションによって表れる内面を含む)について、客観的なレベルの更なるアップ(注:主観による自分磨きでは足りない)を図るという強い決意と覚悟が必須であると考えます。
外見や内面を磨きたくないなら、リアルの出会いで
このような強い決意と覚悟ができないのなら、リアルの出会い(例えば、サークル活動等のコミュニティ、友人からの紹介、旅先での出会い、合コン、ストリートナンパ)をお勧めします。
リアルの出会いは、SNSや出会い系、婚活サイト等のネットでの出会いよりも異性をモノにできる確率が高いからです。
即ち、ネットの出会いのような妄想や期待が働かず、また、「一見して好みのタイプじゃない場合でも、相手と時間を共有しているうちに、相手の外見や内面にだんだん慣れてきて、いつのまにか相手に恋愛感情を抱く」というプロセスが定番だからです。
但し、リアルの出会いでは、出会う異性の中には「恋人を真剣に欲しいと思っていない異性」が相当数含まれていることから、「恋人を真剣に欲しいと思っている異性」に出会う数は、どうしても限られてしまいます。
このため、現実の出会いの場面では、お互いに「意中の人じゃないけど、まぁ、いっか」という妥協(=目の前の異性が意中の人であるとの思い込むこと)を余儀なくされます。よって、「意中の異性」にピンポイントに出会いたい方には、あまりお勧めではありません。
→【A教室】次の記事:「バツイチ彼氏の子供に対する理解や愛情、距離感-彼氏との恋愛や将来の結婚のために必要なレベルは?|大人の恋愛の恋愛相談」
←【A教室】前の記事:「彼女に「ほっぺにチューして!」とおねだりする彼氏-カップルにおいて男性が女性に頬へのキスを求める時の男性心理|大人の恋愛の恋愛相談」
ここは、Real学部 A教室
タグ:SNS・ネットでの出会い, 会った後に連絡の回数や質が低下, 男性心理, 遠距離恋愛