婚活がうまくいかない-出会った女性と結婚前提でデートを重ねても、その後、思うように進展しない|大人の恋愛の恋愛相談
ここは、Real学部 C教室
結婚目的の大人の恋愛の場面における男性の悩みと恋愛相談の実例を、教えてgooの恋愛相談ページへのリンクにてご紹介致します。なお、この恋愛相談ページにおける回答者ID「uylf2」の回答内容は、当校スタッフの植松が回答したものになります。
リンク先の大人の恋愛相談は、ネットでの婚活の事例であり、「ネットで出会ったある女性と結婚を前提にしてデートを重ねても、その後、デートの誘いを女性から断られて続かない、思うように進展しない。どうしたら、好きになってもらえるのか?」という、結婚目的の大人の恋愛の場面において、婚活がうまくいかないことを疑問に思っている男性の悩みです。
婚活女性は、自らの結婚の必須条件を、相手の男性に対して表現しない場合がある
結婚目的の恋愛に臨む女性にとって、ネットの婚活であるか否かに拘らず、今後お付き合いする男性は、自身の生涯の生活環境を左右し得る存在となります。
このため、概して、結婚する男性に求める条件(=以下、「結婚条件」といいます)の数が多く、その内容は多岐に亘るものです。そして、各結婚条件の優先順位、各条件のレベル、必須条件の数については、女性の人生経験値や環境によって千差万別です。
こうした女性自身の結婚条件については、婚活女性の場合には、出会った相手の男性に応じて、表現する場合と表現しない場合があります。表現しない場合の具体例として、以下に【例1】と【例2】を挙げてみました。
【例1】出会った男性が恋愛対象となるような好みのタイプであった場合
この場合には、「こんなことを言ったら、相手の男性に“価値が低い女”と思われる」ということについては、男性から聞かれても表現しないものです・・・たとえそれが必須かつ優先順位トップの条件であったとしても。
【例2】出会った男性が、恋愛対象としての外見や内面のクオリティは備えていないけれども、結婚対象としては考えられそうな場合
これは、婚活女性にとって、非常によくあるケースです。「結婚対象としては考えられそうな場合」としては、例えば、「仕事が安定している」、「真面目で女遊びや無駄遣いをしなさそう」などを考えることができます。
この場合には、婚活女性は、しばらくの間、相手の男性について、「恋愛対象にならない男性と結婚してもいいのか?」というように、心の中での葛藤をし続けます。このような葛藤をしている段階では、自らの結婚の条件(ex.仕事が安定している。真面目で女遊びや無駄遣いをしない。)について、相手の男性に表現しないものです。この段階で、相手の男性から結婚を期待されてしまっても困るからです。
リンク先の事例の場合には、上記の例2に近いケースであったのかもしれません。相手の女性が葛藤中だったのなら、・・・男性は、いくらこの女性と結婚前提でデートを重ねても、その後、思うように進展しない、婚活がうまくいかない…と感じてしまいますよね。
婚活女性との関係を進展させるポイントは、婚活女性の“意識した表現や態度”を拠り所にしないこと
婚活女性の大半は、結婚という結果を得ることのみを目的としておらず、「出会った男性に恋愛感情を抱き、その恋愛の延長線上で結婚したい」と考えています。
このため、婚活女性は、出会った男性に対し、上述した結婚条件だけでなく、恋愛する男性に求める条件(=以下、「恋愛条件」といいます)をも満たしているかどうかを判断します。
しかし、婚活女性による結婚条件と恋愛条件とは、次に示す通り、その内容が矛盾抵触していることが多いものです。
ex. 【結婚条件】浮気する男性はダメ。 VS 【恋愛条件】外見が好みのタイプの男性が良い。
ex. 【結婚条件】お金に堅実な男性が良い。 VS 【恋愛条件】セコい男性は嫌い。
よって、好みの婚活女性に出会った男性が、この婚活女性に「どんな男性が好みなの?」と質問して、婚活女性が「〇〇で△△な男性がいい」と答えたとしても、その答えの内容(〇〇、△△)には相当なブレ幅があります。
もし、男性が、こうしたブレ幅の存在を知らずに、「自分は、出会った婚活女性の希望にマッチしているから、嫌われているはずがない」と思い込んでいたのなら・・・、この婚活女性と結婚前提でデートを重ねても、その後、思うように進展しないことについて、「何でだろう?」と悩んでしまいますよね。
このことは、婚活女性と出会った男性にとって、
「相手の婚活女性の“意識した表現や態度”を拠り所にしていても、思い通りに進展していかない。」
ということを意味します。
これは、逆もまた真なりで、婚活女性と出会った男性にとって、
「思い通りに進展していかないのは、相手の婚活女性の“意識した表現や態度”を拠り所にしているからである。」
ということもできます。
つまり、「婚活女性の“意識した表現や態度”を拠り所にしないこと」
これが、婚活女性との関係を進展させるための重要なポイントとなるのです。
よって、婚活女性と出会ってデートを重ねても婚活がうまくいかないと思っている男性には、このような拠り所を思い切って捨ててしまうことをお勧めします。
こうすることで、相手の婚活女性の“素の表現や態度”から、この婚活女性の本当の気持ちを感じ取ることができるようになり、悩むことなく相手の取捨選択をすることができるのでは・・・と思いますので。
そもそも、結婚目的であるか否かを問わず、女性が男性を好きになるのは、
「自身の望むスペックを相手の男性が備えているから」というロジカルな理由ではなく、
「自身の心の中に秘めた思いを、相手の男性がさりげなく叶えてくれたから」というエモーショナルな理由なのですから。
→【C教室】次の記事:「元彼が「家族の介護で苦労かけるから」と婚約破棄した後に「本当は結婚したかった」と告白する男性心理|大人の恋愛の恋愛相談」
←【C教室】前の記事:「誠実で優しいだけの元彼との復縁、結婚か?外見が好みで恋愛感情(ときめき)を抱ける男性との恋愛か?|大人の恋愛の恋愛相談」
ここは、Real学部 C教室