(1)高ハードル女性の存在
(1)高ハードル女性の存在
まず、大人の恋愛や恋活の場面における恋活女性による恋人候補の選定実態として1つ目に知っておいて頂きたいものは、「新たな恋活男性との出会いを重ねていて、何人もの相手の恋活男性から恋人になりたいと告げられているにも拘らず、どの恋活男性も恋人候補として選ばない恋活女性(以下、「高ハードル女性」といいます)」が、大人の恋愛市場には相当程度、存在する」ということです。このような恋活女性の比率は、深沢データでは恋活女性全体の約10%となっていますが、「恋人を選んでいない」という無の実態は表れにくいことを考慮すれば、実際には、この比率はもう少し高いのではないかと予測されます。
大半の恋活女性の場合には、相手の恋活男性に対して、「恋人候補にする/しない」を判断する場面では若干緩めの基準を用いて判断し、「恋人にする/しない」を判断する場面では厳しめの基準を用いて判断する、という2段階の基準を用いた判断を行います。例えば、相手の恋活男性について「ピンポイントではないけど、全体的に見て、恋人として悪くはないかな」と思った場合には、その恋活男性をとりあえず恋人候補にしておき、しばらく付き合って様子を見るものです。恋活女性が恋人の条件として重視するのは内面要素であり、この内面要素の内容については、相手と実際に時間の共有を重ねてみないことには、わからないものだからです。そして、その後に、「やっぱりなんか求めている男性と違う」と感じた場合には、恋人にしないという判断をするのです。
他方、高ハードル女性の場合には、・・・・(立ち読みはここまで)
【大人の恋愛マニュアル】<実態解明型> 男性が恋活前に知っておきたい30歳以上の恋活現場の傾向の
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